継ぎますその意思を
今日も楽しくお仕事してきた。
同期の尻ぬぐいをしたり取引先のアレやこれやに翻弄されたりもしたが、まぁ概ねいい感じに業務をこなせている。
誠実であることは、多くの場合、あまり幸福を導かないのかもしれない。
適度にズルをして、適度に押し付けたほうが、大体のものは楽にこなせる。
コンピューターという装置はその典型であるし、人間のエゴイスティックから産まれたが故に便利な道具なのだ。
そして、だからこそ彼らは誠実だし、頑固なのである。
僕は間違いなく、誠実な人間だ。
愚かにも、その在り方をやめずにはいられない。
そして誠実だから、頑固なのである。
誤ったプロトコル、誤った伝達を許容できないし、そのルールを自らにも課している。
誰かのせいにすることが、致命的に下手なのだ。
押しつけられないし、むしろ自分にできることを率先してこなそうともする。
そしてコンピューターが電気を食って動くように、僕もまた何かを糧にして生きている。
それは自給自足できないから、報いを獲なければ何かを成すことがてぎない。
嫌な生き方なのかもしれない。
だが、それを誇りとして前に立つ者がいるなら、僕はそれを信じて貫こうと思うのだ。
ポエムを書くのは闇が蓄積している証拠だが、僕はそれでもいいのかもしれない。
どうやら、こういうエネルギーを燃料にしやすいタイプの人間のようである。
25になった今でも、まだ中二病は治らない。
闇属性というプレミア感は、今もなお、僕の心をざわつかせてくれる。
僕は闇属性なのだ。
暗黒騎士タイプなのだ。
そういう血を継いだ以上、ダークナイトの誇りを全うするのが、僕の役目というものだろう。
HPコストを使って、何かを成すのである。
削りすぎると死んじゃうけれど。
まぁそのラインは、大学院をやめたことで幾分かは視えるようになった。
そうした闇を知る分だけ、誰かに優しくあれる人間でありたい。
そしてそれを成す舞台が今ならば、それを成すのみである。