イドのなんらか

TRPGしたりキャンプしたりするITエンジニアの人間が書く雑記

いつかの君が手招く

今日も楽しくお仕事してきた。

講師役のお仕事を中心にこなした1日だった。

 

大学で教育課程とかも取っておけば良かったかなぁと悔やむ事が多いお仕事だ。

TAとかそういう経験を学生時代にしておけば良かったと、本当に後悔である。

 

悔やんだところで経験は生えてこないので、できることの範囲で必死こいてTAを演じるのみなのだが。

そういう意味では、講師役も設計も開発も運用も保守も、本質は変わらないのかもしれない。

 

エンジニアのお仕事とは、かくも大変なものである。

友人たちに励まされて就職をした僕だが、まだまだ一端のエンジニアを名乗るには修行が足りないらしい。

 

当たり前である。

まだまだ半年そこいらの身分で、一人前を名乗れるほど僕は超一流の素材ではない。

 

しかしそれを言い訳に二流がのさばれるほど、温い世界ではない。

ましてや三流ならば、下を見る余裕などないのだ。

 

自分を勇気づけることの意義を、最近になってようやく知ることとなった。

思えば就活でも僕は僕を鼓舞し続け、ここに至っている。

 

自分は偉いのだと。

自分は誇らしい生き方をしているのだと。

 

そう思えなければ、僕はどうして心の臓器を動かすことができるのだろうか。

燃料は必要で、そしてそれを生み出すのは思考であり感覚なのだから、やはり勇気は必要なのだ。

 

先を征く者は、例外なく偉人だと思い知らされる。

僕はその轍をたどり、ここまでやってきた。

 

その偉人が他ならぬ友人その者ならば、それに招かれたこと、それ自体が誇りだ。

その誇りに殉ずることは、義務とも言える。

 

義務は義務でも努力義務だ。

そして努力義務ならば、矜持を以てして応じるべきだろう。

 

醜くても、足掻いて前に進むと宣言した以上、僕はそのように在らねばならい。

無様に這ってでも、生きると決めたのだ。

 

ならばそれが矜持であり、僕が受け入れねばならぬことだ。

半年以上前にそう言ったはずだが、こうして忘れかけているので、リフレインして思い出すことにする。

 

明日は調査と設計がメインの業務になるだろう。

果たすべきを果たし、今日のように、自慢の住まいに凱旋するとしよう。