イドのなんらか

TRPGしたりキャンプしたりするITエンジニアの人間が書く雑記

ダイナミック脱法労働

今日も楽しくお仕事してきた。

偉いので残業もしてきた。

 

いや裁量労働制なので残業にはなんのメリットもないのだが。

まぁ普段遅く来て早帰りしてるのでたまの残業はチャラというものだろう。

 

エンジニアという生物は残酷で、できるやつはできないやつの50倍くらいはできるし、100倍くらいの稼ぎを持っていたりもする。

何に対して報酬が支払われるかは契約によるが、僕は成果に対してそれを賜る立場なのだ。

 

まぁとはいえ、それでも書類上は時間に報酬が支払われてはいる。

日に6時間働こうと10時間働こうと、週40時間働いたことになるのだ。

 

そういうわけで僕もまた、やはり時間労働に勤しんでいるわけである。

つまりは成果だけ出して、さっさと遊ぶのが優秀さの証明となるわけだ。

 

まぁそれでも残業するかしないかは取引先やらミーティングやらメンテやらで決まったりもする。

そして代休も出るのだから、文句をつけるポイントはない。

 

少なくとも、来月の契約更新で、クビにされることはないだろう。

そう思えるくらいには、僕は誠意と成果を見せることができているはずだ。

 

試用期間とはそういうものであるが、試されるのは僕だけでなく、会社もそうなのだ。

そういう意味では、僕はここを気に入っているのだと思う。

 

大変だが、誰かが挑まねばならぬなら、僕はそれを成す存在でありたい。

誰がためと言い張った以上、勇気を奮い立たせて邁進するのみだ。

 

そういう孤独と、かっこよさを、ゲームやらなんやらといったサブカルから学んでしまったのだ。

勇者とは肩書ではないし、山猫は首輪でつなぎとめられないし、灰は燃え尽きていないのだ。

 

そういう燻った何かを力に変えられるのなら、僕はその天性を信じたい。

そして願わくば、それが誰かに勇気を与えられるようにと、そう祈るのだ。

 

そんな感じの1日だった。

 

明日はエンジニア領域に傾倒した業務にどっぷり浸かることになるだろう。

これは大変なことであるが、僕がエンジニアになったということの紛れもない証明だ。

 

肩書ではなく、内なるなんらかをその証明とし、誇りを以て挑む所存である。