イドのなんらか

TRPGしたりキャンプしたりするITエンジニアの人間が書く雑記

決して悪に染まらない君に

今日も楽しくお仕事してきた。

年度末駆け込み寺案件によりあちこちから火の手が上がっているが、これもきっと業界の風物詩である。

 

僕もまた、そのように季節の一部となろう。

偉大なる先人の歩んだ巌しき道を轍にし、明日を手にするのだ。

 

そういうわけでお仕事はそれなりに大変なことになってきたが、これもまた僕の無能を試す機会にほかならない。

なけなしの遺伝子を誇りに変えて、気高くあれよと挑むのみである。

 

何事も、作さねば、成らぬのだ。

そういう生き方を選んだのだから、ロールに従うのも世を楽しむ術というものである。

 

さて、弊社でもついに濃厚接触者が出たりし、僕は濃厚接触者の濃厚接触者となった。

今夜に帰省して散髪に行こうと決めていたのだが、計画は御破算と相成った。

 

そういうこともある。

コロナウイルスというものはなかなかに嫌なインパクトを残しているが、それでも時代に準ずるのも立派な正義と言える。

 

なんだか世の中、現役世代を対象に厳しい現実ばかりが襲いかかってきている気がする。

気がするのではなく、おそらくそれは事実なのだろう。

 

しかして世界とはもともと厳しいものであったわけで、それを生き抜いてきたのが人の形であり、人の間であり、人の類なのだ。

そして僕もその一部であるのだから、生き抜かねばならない。

 

歴史の教科書にのるであろうパンデミックだが、それでも生きたのだと、胸を張ることもまた人としての役目だ。

僕もまた、そういうしぶとさを継承できる者でありたい。

 

そんなことを思った1日だった。

 

濃厚接触者の濃厚接触者なので休みの間は大人しくしていようと思う。

難儀な時代だが、それもまた楽しみのひとつだ。