楽しんで飛び込め
今週も楽しくお仕事してきた。(決めセリフ)
決めセリフが決まったので多少の残業が発生したことも少しは許容できる。
これが明日を持つ者の力である。
さて、今週の業務はなかなか大変だった。
新規事業にアサインされたのでやることが高度化したし、週次や月次のお仕事もこなさねばならないからだ。
少なくとも並の新入社員ではここまでの業務をこなすことはできないだろう。
と、自惚れることで自分を褒めたい。
まぁそんなことを思うくらいには、僕は今頑張れているということだ。
よくやってるぞ俺。
挑むことは大変だが、楽しい。
何もかもが当たり前のようにできないのだから、否が応でも非日常を味わうことになる。
飽きることは、なかなか難しいだろう。
飽きることがあるとしたら、それは僕が課題の重さに負けたときか、逃げ出したときなのだと思う。
そういえば、今日は採用に関わるなどもした。
志望者の面接に入ることになったりもして、何というかすごく緊張した。
僕の生き方を再定義したように、就活というものは人の人生を変え得るものである。
だから、他人の在り方に介入するということが、たまらなく怖いのだ。
選ぶというのは恐ろしい問題だし、逃げ出したくなるものだ。
自分が痛みを感じないような判断基準に逃げたくなるものだ。
なんか雰囲気がかっこいいだとか、なんかしっかりしてそうとか、なんか趣味が合うとか、そういう曖昧かつ心地の良い基準に逃げたくなるのだ。
僕はそういう価値基準で選り好みをされたくないと思い、就活をしてきた。
きっと、世の採用担当者は、こういう気持ちと戦い、ときに流され、ときに抗って、そうして今に至るのだろう。
僕はまだ、今日の志望者の合否を決める立場にいない。
しかしいずれは、その時が来るのかもしれない。
今はまだ、怖れていいのかもしれない。
しかしいずれは、挑み、抗う対象として、向き合うことになるのだろう。
その時までは、今日感じたことを忘れたくないものである。
昨日の自分が味わった苦しみを、明日に残さないためにも。
そんな感じの1週間であった。
気がつくともう週末である。
僕が主導して始めた業務改善もようやく一息つけそうだし、達成感はたっぷりある。
そういう大人の喜びを噛み締めて、明日を迎えよう。