仕事と勉強の境界
今日も楽しくお仕事してきた。
業務の一端を(本当に一端だが)任されて、早くもテンションがあがる。
中間コードを書いたりとかもしたので、あーエンジニアの仕事が始まったんだなーってなってる。
さて、今日は会議で「仕事と勉強」についてのお話しがあったりした。
新人が学びに励むのは当然で、さらに言うとエンジニアは学び続けなければいけない生き物でもあるので、勉強というものは常に必要になる。
しかして勉強というものはコストがかかる行いでもあるのだから、仕事にリソースを割いた状態でやるのは難しい。
僕のような新人は何事も勉強であるというスタンスが特に濃いので、仕事と勉強の境界が曖昧になるようである。
そんなわけで「あくまで仕事が優先」という言葉を実際に言われるまで、僕はその境界をぼやかして業務をしていたのである。
しかして新米の僕は何をするにも学びから入らねばならない。
ならばまず考えるべきなのは、学びのコンセプトであろう。
コーディングやバージョン管理ツールなどは、座学と演習の影響をモロに受ける。
プログラムのコードは知性で書かねばならないのだから、当たり前と言える。
一方で、手段として用いるモニタリングツールなどは、実務の中で動かしてみなければわからないことだらけだ。
運用保守で用いるツールやデバッガは、ローカルルールやレガシィ、複雑怪奇なネットワークといった、座学では体験できないような事態と戦うための道具だ。
それに慣れるには、まず実戦を経なければならない。
とはいえコーディングとかわかりやすい開発系の仕事も、座学だけでやった気になっても意味がない。
実務をして経験を積むべきだし、実務を拾いに行くためにも手を空けるべきだ。
なのだから、運用保守の仕事に慣れて社の負荷を減らし、思考と勉強に当てる余裕は必要になる。
何事もまずは実戦からだと、生後12日にしてようやく理解した。
座学と実戦をうまく使い分けつつ、立派なエンジニアになってやろう。
そんな当たり前なことを当たり前でないかのように思った、そんな1日であった。