イドのなんらか

TRPGしたりキャンプしたりするITエンジニアの人間が書く雑記

引っ越し作業をした(引っ越したとは言ってない)

引っ越し作業をした

今日は朝から夜までずっと転居の作業をしていた.

昨日までに荷造りしておいたものをバンに載せ,ひたすらに新居に運び込んでいた.

 

後は新居に到着する荷物を片っ端から受け取っては開けて組み立てて,家電を入れて,水道ガス電気を通して,そんな感じだった.

プロバイダ契約をしてインターネットを開通させようと思っていたのだが,前居者が残していった回線が邪魔になって,開通できなかった.

そちらは23日以降になりそうである.

(だからこの記事は実家でアップロードしている訳でもある)

 

後は転入届を出したり,マイナンバーカードの更新をしたりといった具合だ.

役所仕事なので当たり前ではあるが,すごい時間がかかった.

行列待ちではなく,単純に処理待ちの時間である.

 

住民票は移せたので,あとはクレカや免許証などの住所を変更すれば終わりである.

PayPalとかの請求先も変更しなければいけないが,それはインターネットが開通してからおいおいしていこうと思う.

 

寝具類が着弾していないこともあり,今日は実家で寝ることにした.

それを見越して,小物類は今日持っていかずに明日持っていくというプランにしてあるのである.

 

住民票を移したので,今日からは正式に実家に居候する形となる.

とはいえ25年近く住んでいた家な訳で,普段どおりにそこで寝泊まりする最後の機会となることは確かだ.

 

実家のベッドは,処分しないことにした.

もともとは業者に頼んで持っていこうかとも思っていたのだが,両親が引き止めた形である.

両親曰く「いつでも帰っておいで」ということらしい.

過保護だと思うが,その優しさは素直にありがたい.

 

まぁ実家との距離はそう離れているわけじゃないし,東京近郊に住むと言っても実家も十分にベッドタウンにある.

顔を見せる機会も,実家で寝る機会も,これからたくさんあることだろう.

 

家族との物理的なつながりがあることは,結果として心のつながりにも影響するのかもしれない.

馴染みの食器や包丁,調理器具,家具類なども手渡された.

単純に世帯構成員が減るから分配するという意味もあし,新しいものを買うよりも経済的という理由もあるが,それ以上に心を思っての継承であることは,まだ魂が幼い僕でも十分に理解である.

 

僕が寂しいと感じるように,家族もまたそう思ってくれているという事実が,旅立つ勇気をくれるような気がする.

ホームシックを加速させそうな気もするが,そこは兄弟との連携でうまいこと付き合っていこうと思う.

郷土愛があることは,決して悪いことではないのだし,それが結果として今日の二人暮らしという選択肢を決定づけたわけでもある.

 

親の庇護を離れるという実感は,正直なところない.

まぁこれだけ引っ越しまで過保護に手伝われては,自分の身一つでの新生活と言うにはあまりにも家族の情がありすぎるというものだろう.

2世帯でお互いに支え合いながら,より良い明日を築いていこうと思う.

 

回線の都合上,ここ1周間くらいはスマホからの更新になりそうである.

就職するまでは毎日書くと一応は決めているので,そうする.

 

多分入社してからも書くのだろうけど.

まぁ麻薬の一種である.

 

そんなわけで,明日からは正式に新居での生活が始まる.

慣れ親しんだベッドにサヨナラを告げるためにも,よく寝てやらねばならない.

その気持ちの整理をつけるための,この記事でもある.

体の方はもうすでに疲労で寝たがっているのだから,否が応でもそうなるのだが.

 

よし.

今日も頑張った.

明日はもっともっと,頑張ることを楽しいと思えるはずだ.

 

真摯に,そして謙虚に,誠実な自分を愛して生きようと思った.

そんな一日であった.