イドのなんらか

TRPGしたりキャンプしたりするITエンジニアの人間が書く雑記

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就活した

今日も就活していた.

とは言っても面接したり説明会に行ったりしたわけではなく,選社基準と志望動機を捻出する作業をしていた.

 

選社基準の優先度を上げると,こんな感じになった.

  1. 生活に困らない程度の報酬
  2. ライフワークバランス
  3. 信頼できる上司や気の合う仲間
  4. 仕事の内容
  5. 事業規模や成長性

 

ざっくりと今の僕の心境を綴っていこう.

 

生活に困らない程度の報酬

朝起きて夜に寝て,週に2日は休める.

飯は質素すぎもせず,かと言って毎日外食したり高級店に通うわけでもなく.

通勤時間や余暇は趣味8割,勉強2割程度な感じで.

 

住まいは豪華じゃなくていい.

ユニットバスでも良いし,手狭でも構わない.

料理するためのスペースが無くてもいい.

インターネット回線を引けて,6畳間程度の広さがあれば,趣味や活動には困らない.

 

貯蓄は少しずつでいい.

目的を持って貯めるのではなく,いざというときに使えるお金をこそ,貯めておきたい.

つまりは医療費とか,そういうのに充てるお金を貯める余裕があると嬉しい.

 

とにかくワークライフバランスに優れた生活を送りたい.

仕事に張り合いは必要だが,それで生活が乱されるのは嫌だ.

生きるために必要な報酬を得ることこそが,仕事をする上での最も重要な条件だ.

 

家賃が月6万.

水道光熱費で1万.

通信費で1万.

食費で4万.

 

家賃と食費を高く見積もったが,ここに色々足すと月々15万程度は支払うことになると考えられる.

僕は節制はできる側の人間だから,実際はもっと少なくなるだろうけど.

 

特に美容や衣類,交際費はほとんど使わない.

着回しや着潰しはどんどんするし,美容も散髪しかしないしそれも2ヶ月に1回程度である.

友人との交流もオンラインなので,交際費の内訳は交通費より回線費用の方が高くなる.

 

つまりは20万程度の月収であれば,税金等々で手取りが15~17万程度になったとしても,一人暮らしを維持して生活することが可能である.

高く見積もってこれなので,実際はもう少し楽になるだろうが.

 

実家住まいならもっと楽になる.

すでにローンは終わっているし,あとは維持費と水道光熱費だけ支払えば日々の生活を営める.

大人数で飯を食うと金がかからないのも大きい.

実家住まいの兄は相当貯蓄してる(らしい)し,メリットは大きいだろう.

 

とはいえ実家住まいでも働き始めたら家賃は入れるつもりだ.

その際の額は親と相談して決めるが,手取りの2割程度になるだろうか.

 

つまるところ月収19万以上あれば,よほど高い物件に住まない限りは,十分に生きることができる.

多分ちゃんと節制すれば18万くらいでもいける.

まぁこれは皮算用なのでアレだが.

とにかく,仕事をする上で最も必要になるのは,この程度の収入ということである.

 

そりゃもらえる金は多いほうが良いけど,必要以上の報酬は求めない.

働いてみてやっぱもっとほしいってなったら,その時に優先度を上げることになると思う.

これ以下の報酬になると,住んでる物件やら地域の物価やらが安いか,実家から通勤できる環境でないと,そこで働くのは厳しい.

 

ワークライフバランス

なるべく摩耗せず,長く働き続けられる状態でいたい.

なので消耗性の激しい働き方はしたくない.

 

僕は労働力のベースとなるバイタリティが極端に低く,逆に動的なコンディションによって能力が激しく上下するタイプの人間である.

なので自身のコンディションを高く保つことが,長く良く働く上で欠かせない.

 

とはいえ残業したくないとか,休日出勤は何があっても嫌だとか,そういうわけではない.

合理性があり,かつコンディションの維持向上への配慮があるなら,別に構わない.

長時間労働が常態化していたり劣悪な労働環境だったりで摩耗するような職場だけは,何があっても避けたいという感じである.

 

普通に120日の休日と各種長期休暇,出せば取れる有給,最低限度の残業で働ける環境であれば,それで構わない.

「長く良く働くこと」を権利として認め,またそれを尊重する企業でこそ,働きたい.

 

信頼できる上司や気の合う仲間

誰と働くか,どう働くかを重視したい.

仕事をするなら,信頼のおける上司や気の合う仲間と業務に向き合いたい.

 

端的に言うと,体育会系の職場はできれば避けたいという話である.

古い日本の文化を強く継承した人物とは,できれば仕事をしたくない.

人を罰して良いと本気で思っている人間が上司になったら,心理的安全性が激しく脅かされる.

 

僕は当たり前のように目上の人を敬えるし,年下であってもその在り方を尊重できる人間だ.

少なくとも,公的な人付き合いに関しては相当に謙虚な部類である.

罪を憎んで人を憎まず,そう両親に教えられて育ったのだから,そのようにして生きたいと思っているし,事実そうしてきた.

 

人として対等に,年月を尊重し,若さを尊び,経験を讃え,違いを楽しみながら,協働していきたいと思う.

自分が支えたいと思える上司の下で働きたい.

そしていつか自分が先輩の立場になった時に,そのようにして愛し,愛される大人になりたい.

 

仕事の内容

過度な肉体労働や専攻から外れすぎた専門職でなければ,自分のこなせる範囲でどんな仕事でもやっていきたい.

逆に言うと,仕事の内容についてはあまりこだわりがない.

(そりゃ働いてないんだから当然だけど)

 

できれば,業務内容には納得の行く合理性がほしい.

意味も説明もなく非効率的な作業を繰り返したり,社内政治の都合で下された非合理的な判断を押し付けられたりするのは,NGである.

 

合意と合理性があれば,出張や転勤があっても構わない.

結婚もしてなければ子供もいないし,何なら付き合っている相手とかもいないので,ここあたりの条件はだいぶ緩い.

 

派手な仕事はなくて良い.

地味で堅実な仕事でも良い.

合理的に,現代的に,変化に強い形で働きたい.

 

文系理系というのも,あまりこだわっていない.

大体の物事について,知れば知るほどどんどん興味が出てくるタイプの人間なので,やってみてそこで学ぶというのが性に合っていると思う.

まぁこれは社会に出てみないとわからないので空想しててもアレだが.

 

今のところは,仕事の内容は優先度の低い事項になっている.

それは間違いのない事実である.

 

事業規模や成長性

事業の規模や成長性については,あまりこだわりがない.

当たり前だが,経営者になりたいわけではないので

 

勤めた企業が10年後もずっとそのままあるわけじゃない.

規模や成長性を決めるのは経営戦略で,それは経営者がこだわるべきことだ.

 

「もっと稼ぎたい」「会社を大きくしたい」というのを本気で実践するのなら,経営についても自分で参画しなければならない.

少なくとも今は,僕の興味はそこにない.

 

働く中で帰属意識が高まってそういう気持ちになったら,改めて優先順位を上げるべき項目だと思う.

就活している身としては,ことさら興味のない項目なのだ.

 

うーん

やっぱり一度社会人になってみないとわからんことが多い.

外から,というより下から社会を見ているだけではどうにもわからないことだらけである.

 

だいぶ甘い考えをしているなと自分から見てもそう思うが,甘さを拭うためにも社会に出たいのだ.

服を買いに行くための服がない状態であるが,僕に内定という服をくれる企業に出会いたいものである.

 

社会保障とかで色々と損はするが,本当に職が見つからなければ地元でアルバイトをして暮らすのもアリかもしれない.

少なくとも,緩やかに社会と関わりつつほっそりと暮らすという僕の趣向には,そこそこに合っている選択肢のはずだ.

 

そんな妄想はさておき,これで「どういう理由で弊社を志望したか」という質問には,前提条件の部分を話せるようになった.

あとは「御社のこうこうこういうところが,ここの理由にマッチしています」と言うだけである.

 

今週は2社の面接を受けるので,しっかり準備をしていこう.

電車はもう調べたので,あとは当日起きて着替えて出かけるだけだ.

 

忘れないうちに履歴書も印刷しておこう.

手渡しなので,顔写真も貼り付けなければならない.

明日は暇になるので,そこでスーツ等々と合わせて準備を済ませよう.

 

よし.

就活の認知負荷は高いが,これも自分のためだ.

自分を愛して生きると宣言した以上,これも必要な努力である.

大丈夫.不安もあるが,今の僕は就活を楽しむこともできているはずだ.