イドのなんらか

TRPGしたりキャンプしたりするITエンジニアの人間が書く雑記

CSって難しいよね

CSって重要だよね

LoL配信見たり自分でやったりしていつも思うことがある.

それは,CSの重要性だ.

 

僕自身,LHはかなり下手くそな人間だ.

ランク1Qのみのガレンを使い,topレーンで練習をすると10分90CS程度の精度となる.

全部とると100CSなので,1割を落としたことになる.

1CSあたり20Gとすると,200Gを損失している.

 

スキルなしアイテムなしになると,ギリギリ80取れるかどうかが関の山だ.

平均したら70CS前後しか取れていないので,600Gの損失.

リソースを使わずにファームをすると,それだけロストしていくことになる.

 

CS練習なんかしなくても実戦でレーン戦して慣れれば良いという意見もある.

実戦では練習よりも遥かにCSを取ることが難しい.

対面のハラスやオールインを警戒しなければならないし,リソースが尽きたらバックをする必要もある.

ジャングラーの介入がある以上,常にプッシュし続けるわけにもいかない.

 

だから,プラクティスのCS練習よりも実戦でCSを学んだほうが良い.

という意見である.

 

確かにそのとおりなのだが,配信を見ているとブロンズやシルバーの人たちは信じられないようなCSのとり方をする.

タワー下でのLHは無論のこと,LHではなくミニオンの削りにスキルを使うコントロールメイジ,ハラスにしか使われない方向指定スキルなど,CSを度外視したプレーは普遍的に満ち溢れている.

そしてそれは,僕自身もしてしまうことでもある.

 

そうしたCSのミスは,全て思考放棄によりもたらされる.

タワー下に引き込んだ体力が9割以上あるメレーミニオンは基本的に殴るべきではないし,メイジミニオンに止めを刺すためのAAダメージもまた理解しておかなければならない.

 

CSというものは厄介な性質を持っていて,序盤にCSが取れないと,より多くのCSを失う事になる.

理由は簡単で,装備が弱いとミニオンに対するダメージが出ないからだ.

 

ミニオンは時間で強くなり,チャンピオンもまたレベルによって強くなる.

そのため装備を更新しなければ,基本的にCSの難易度は大きく変わらない.

ランク5スキルのベースダメージだけで後衛ミニオンを一掃できるメイジはほとんどいないし,ASを詰まなければADCがAAだけでCSを取るのは難しい.

 

CSの難易度を低下させるのは,装備の仕事である.

高いAPはミニオンをワンショットする火力を提供する.

多くのファイターのダメージは1コアで完結し,スキルヘイストにより快適なCSを提供する.

マークスマン向けの装備は,ADとASにより,AAでのウェーブクリア能力を付与する.

タンクは特殊だが,バミシンダーが与えるドットダメージもまたCSの難易度を低下させてくれる.

 

CSは取れば取るほど次のCSの機会を呼び込む.

上手いと感じるレーナーは,多く場合高いCSを保持している.

試合中盤からのファーム意識の高さなどマクロの問題もあるが,それ以上に上手いプレイヤーはCSを落とさない.

 

CSのベースにあるものは,基本的には知識である.

メレーミニオンとメイジミニオンの体力差や攻撃モーションの差を知ること.

キャノンミニオンのHP量と割合を知り,LHを取れるダメージを知ること.

3種のミニオンに対するタワーダメージを知り,可能な限り前衛から順に正確に取っていくこと.

レンジチャンピオンの場合は,AAの射程と弾速を意識すること.

メイジミニオンやタワーショットの攻撃を無駄撃ちさせて時間をかせぐこと.

 

これらの知識はすべて,プラクティスで獲得することが可能な知識である.

実戦だけしていても,具体的な数値やクリアリングに必要なステータスを体系立てて知ることは難しい.

 

CS精度というものは,それらの知識の上に成り立つ応用編とも言える.

HPバーがギリギリの状態のミニオンを取るミクロがあっても,タワー下に入ってきた体力3割のメレーミニオンをAAで取ることはゲームシステム的にできない.

そのミニオンを取るためにはスキルを吐くか,もしくは大量のADとASが必要となる.

 

またレーン戦の序盤でASを詰まないチャンピオンにとって,AAのCD管理とスキルによるモーションキャンセルは,CSを最大化する上で必須である.

ラクティスによるCS練習は,そうした能力の体得にも大いに役立つ要素だ.

 

CSを逃しつつハラスをするとき,CSを逃しているという自覚があるのか,それともミニオンから目を切って相手のチャンピオンだけをみているのか.

この2つには,大きな違いがある.

 

ミニオンを観察する能力は優れたCSを生み,優れたウェーブ管理を生み出し,結果として優れたレーニングを提供する.

対面のチャンピオンは毎回異なるものが出てくるが,レーンにやってくるミニオンは,毎試合同じルーチンで目の前に現れる.

 

ミニオンに対する理解度は,ゲームの理解度に直結する.

多分Dopaとかが強い理由の一端は,プラクティスを通してゲームに親しんでいることが大きいんだろうなぁと.

 

まぁアンランクの戯言なのだが.

 

なんか他にも書くことがあるような気がするが疲れたので今日はここで終わる.

明日も転居の手続きだが,今日で結構終わったのでどちらかというと荷造りとかのほうがメインになるかも知れない.