Pokemon Uniteの考察【基礎知識編】
何の記事だよ
僕がポケユナの動画やら配信やらを見て思った基礎とかマクロとかについて書いていくという記事.
なんか書くことないなって思ったけど最近一番インプットしてるのがポケユナの情報なのでだったらこれをアウトプットしようかなという記事なのである(早口).
ちなみに僕はポケユナやってないしなんならSwitchも所有していない.
動画勢(笑)の戯言として読んでくれれば幸いである.
各ルートの特徴
前提条件として,5 vs 5で使用されるレモータスタジアムについて解説する.
「ロトムが湧くかカジリガメが湧くかくらいの差しかないんじゃないの?」と思っているそこのアナタ.
実は上下で結構違うんです.
上ルート
- ステージ上部にロトムが出現する
- 中立のエナジーが低く,経験値の量が少ない
- 中立の配置が内側に寄っており,中央エリアにアクセスしやすい
- ルートの幅が狭く,単純な押し引きが発生しやすい
- 5エナジーの中立がゴール近辺にスポーンするため,負けていても安全に経験値を得やすい
- ゴール破壊後の中立の湧きが多い
中立ポケモンの多くが安全に取れるようになっている一方で,経験値量が少ないというルート. 経験値を安全に稼げるが,それは有利を広げにくいということも意味している.
ロトムは手軽に獲得できるオブジェクト. ゴールを決めるために使えるが,阻止されることもあるため安定して効用を得るには工夫が必要.
中央エリア
- ステージ中央のレジェンドピットにサンダーが出現する
- ゴールが存在しない
- 中立が多く,経験値の量が多い
- 中立の多くがファーストゴールの内側にあり,奪い合いが発生しにくい
- ルンパッパとバッフロンが特殊なバフを持っている
- レジェンドピット周辺に通じているカタパルトが存在する
中立が自陣の内側にある関係上,スティールされる危険性が低いエリア.
「強くなるまで安全に経験値を稼ぎたい」タイプのポケモンにピッタリ.
一方で中央に位置する関係上,上下のルートのどちらにも干渉できるエリアにもなっている.
機動力の高いポケモンが序盤からゲームを荒らす際にも使える.
サンダーはゲームを決めるための最重要オブジェクト.
獲得は大変だが,取れれば大体の試合で勝てる.
下ルート
- ステージ下部にカジリガメが出現する
- 中立のエナジーが高く,経験値の量が多い
- 中立の配置が外側に寄っており,中央エリアにアクセスしにくい
- ルートの幅が広く,戦線が間延びしやすい
- 5エナジーの中立がゴールからやや離れてスポーンするため,負けている状況では経験値を逃しやすい
- ゴール破壊後の中立の湧きが少ない
中立の配置やエナジー量の都合上,経験値差がつきやすいルート.
戦場が広く,機動力の高いポケモンが有利になりやすい.
カジリガメはチーム全体を強化するとても大きなリソース.
一気にレベル差をつけることで,次のアクションで大幅な有利を得ることができる.
オブジェクトの知識
ロトム
スポーン情報
- 試合開始3分後に上ルートの外周部に出現する
- その後は,討伐後に2分ごとの間隔でリポップする
- 試合開始8分時点でデスポーンし,その後は登場しなくなる
基本情報
- 獲得するとロトムが自軍に加わる
- ロトムは最も近いゴールに向かってゆっくりと進軍する
- 敵軍のポケモンが射程内に入ると攻撃を行う
- ゴールに到達したロトムは残りHPに応じて8~20のスコアを獲得し,ゴールを故障させて消滅する
備考
故障したゴールは即シュートが可能になるため,シュート前にKOする以外の方法では妨害ができない.
カビゴンやキュウコン,イワパレスなどは「ゴールに入らせない」形で妨害できる.
進軍中のロトムの攻撃は地味に見えるがダメージは普通に痛い.
戦力が同じ状態でロトムの近くで戦った場合,基本的にロトムを持っている側が勝利する.
ゴール侵入前にロトムを削っておくと獲得スコアが減る.
防衛時にはロトムのKOを視野に入れるのも一手.
ロトムはゴールに近い位置にポップし,耐久や反撃も大したことがないため,比較的討伐しやすい.
その一方で取得後にゴールをシージできなければ,ローカル経験値を得る以外の利益が出ない.
基本的には取ったらロトムと一緒にゴールをシージすることになる.
「ロトムを囮にして他の事をする」はあまりコスパが良くない.
「ゴールを破壊する」「スコアを稼ぐ」といった目的を持って討伐に赴こう.
カジリガメ
スポーン情報
- 試合開始3分後に下ルートの外周部に出現する
- その後は,討伐後に2分ごとの間隔でリポップする
- 試合開始8分時点でデスポーンし,その後は登場しなくなる
基本情報
- 取得すると味方全員に経験値とシールドが付与される
- 非戦闘状態になるとHPを急速に回復する
- 中立ポケモンの攻撃としてはダメージが非常に高い
- ノックアップによる行動阻害もしてくる
備考
最も大きな報酬は,そのグローバル経験値にある. カジリガメにはタブンネ約17体分のリソースが詰め込まれているので,取るととんでもない有利を得られるのである.
当たり前だが中盤の目玉オブジェクトであり,獲得すると大きなリードを手にすることができる.
そのため必然的に両チームともこのオブジェクトの獲得に人員を割くことになる.
中盤のマクロの基本は,カジリガメをいかに獲得するかという命題に帰結する.
それほどまでに重要なオブジェクトとなっている.
カジリガメを取れるということは,下ルートでの戦力差が開いていることを意味している.
レベル差とシールドで強引にゴールをもぎ取ることも可能である.
逆に言えば,戦力差でカジリガメを取られてしまった場合はゴールを明け渡さなければ死体が2つ増える可能性もある.
サンダー
スポーン情報
- 試合開始8分後に中央ルートのレジェンドピットに出現する.
- サンダーがスポーンすると,レジェンドピットの上部が閉じて通行不可となる.
- リスポーンは一切しない.
- 本拠地前の壁も取り払われ,中央ルートへのアクセスが容易になる.
基本情報
- サンダーは周囲攻撃や長射程の範囲攻撃などを行い,そのどれもが高威力
- 行動妨害も行ってくるため,ガブリアスを除き単独でKOするのは非常に困難
- 獲得すると,敵のゴールすべてを故障させる
- 獲得時に20のスコアが加算され,サンダーの援護攻撃が行われるようになる
- サンダー自体も50のエナジーを保持している
備考
すべてのゴールが故障し,かつラストスパートボーナスでスコアが2倍になるため,獲得すると勝利に大きく近づく.
エナジーを50所持した状態でシュート行えば,セカンドゴールすらも一撃で破壊できてしまう.
仮にチーム全員が50エナジーを所持していた場合,それだけで520ものスコアを獲得できる.
敵ポケモンをKOしてエナジーを奪うことができれば,それ以上のスコアを得ることも可能.
基本的にはこれを獲得したチームが勝利するという,最重要オブジェクト.
勝っているチームがサンダーを守り,負けているチームがサンダーを攻めるという形となる.
サンダーのコントロールをどうやって得るかという命題が,ゲームを通じたマクロの到達点.
獲得後にゴールが故障している時間はそれほど長くないため,1つのゴールに全員が集まってしまうとゴールの破壊でシュート回数が減ってしまう.
時間内でなるべく多くのシュートができるようにするため,破壊してないゴールの数を計算して人員を分配するべきである.
所持エナジーが少ない場合は,あえてシージせずに自陣を守るのも手.
エナジーを抱えた敵ポケモンがこちらにくる情報を掴んだのならば,シュート妨害をするだけで勝利に大きく貢献できる.
最悪KOされてしまっても,奪われるエナジーが少ないので致命傷にはならない.
逆にサンダー獲得後にエナジーが多い状態で自陣にとどまると,KOされた際の被害が大きくなる.
脱出ボタンや移動技をもっているポケモンならば,必ずシュートを決めに行くべきである.
シュート後であればKOされても敵はエナジーを奪えず,さらに自陣の深いところから敵陣に向かわなければならないので,リスポーンタイマーの時間を稼ぐこともできて一石二鳥.
ロール考察
基本的には上ルート2人,中央エリア1人,下ルート2人でプレイする.
更にロールを細かく分けると,次のようになる.
上ルート 1: ディフェンダー
上ルートを守護するタンク.
基本的にはカジリガメのために下ルートにリソースを割くことになり,上ルートは手薄になる.
そのため単独での生存力とゴール防衛力の高いポケモンを上に残すことで,中立を無駄にすることなくチームのリソースを最大化することができる.
ディフェンスカテゴリのポケモンは,どれもゴール下での耐久力が非常に高い.
高レートだとカビゴンの評価が高い様子.
- カビゴン
- ヤドラン
- イワパレス
上ルート 2: アタッカー
上ルートでの競り合いに勝ちつつ,7分前後で下ルートにローミングするポジション.
アタッカーには3,4レベルでのパワースパイクが求められる.
これは中央ルートのカバーやミツハニー/ビークインの争奪戦に勝利するためである.
適正の高いポケモンは次のとおり.
- アローラキュウコン
- ピカチュウ
- ルカリオ
- ゼラオラ
配信を見てるとキュウコンの強さが目立つ.
序盤からゲームを作れるポケモンが選択されがち.
割と多くのポケモンがこのロールを担当できるが,ガブリアスとリザードンは残念ながら別のロールを担当した方がいいかもしれない.
中央エリア : ジャングラー
呼称が統一されていないが割とジャングラー呼びされることが多いのでそう呼ぶ.
中央エリアでは比較的安全に,かつ早期に5レベルになることができる.
そのため3段進化するポケモンを配置しやすいのが,このルートの特徴になる.
主な仕事はルンパッパとバッフロンの管理.
そして上下ルートの補佐である.
基本的にはメレーで3段進化するポケモンを配置することになるだろう.
- カイリキー
- リザードン
- ガブリアス
どれも育ちきった際のパワーが桁違いに高い.
ガブリアスだけは6レベル進化なので序盤中盤が顕著に弱く,扱いがデリケート.
そして彼らのカウンターとして機能する,序盤に強く高機動なアサシンポケモンにも適正がある.
- アブソル
- ルカリオ
- ゼラオラ
- ゲンガー
場合によってはバッフロンだけ狩ってレベル3で相手のジャングラーを襲っても良いだろう.
一度決まれば,相手はしばらくゲームに参加できなくなる.
アブソルとルカリオは特に序盤に強い.LoLでいうところのリーシン.
下ルート 1: キャリー
下ルートにはカジリガメという重要オブジェクトがスポーンするため,これを狩るためのダメージが必要となる.
上ルートよりも経験値を多くもらえる関係上,レベルアップで火力が伸びるポケモンがこのロールを担当することになる.
仕事はシンプルで「デスを避けて対面よりも経験値を稼ぐ」こと.
自陣側2体のタブンネの管理はもちろんのこと,敵陣のファームを奪うことも必要になる.
3段進化しないと弱いポケモンを配置すると,必然的に最初のカジリガメで負けやすくなる.
リザードンやガブリアスを配置する場合,ジャングラーは積極的に介入して助けて上げる動きが必要になる.
適正の高いポケモンはこいつら.
- エースバーン
- フシギバナ
- ゲッコウガ
- ファイアロー
- カイリキー
BOT 2: サポート
下ルートは戦線が間延びしやすく,アタッカーやタンクだけでは撤退戦ができない場合が多くなる.
そのため多くの経験値をキャリーに集めるためには,そのサポートが必要となる
サポートは必ず「学習装置」を装備し,中立のラストヒットをキャリーに譲る.
これにより経験値共有を避けつつキャリーに経験値を貯めることができる.
自分のレベルアップは学習装置から得られる時間経験値で行う.
「学習装置」の装備レベルは必ず20まで上げておくこと.
得られるレベルが1と20では自動獲得経験値に2倍の差が出る.
あまりにも無慈悲なPay to Winだがサポートをする以上必須項目となる.
役割はシンプルで「味方のキャリーを守り,育てる」こと.
基本的には自陣側の中立を守って安全なファームを提供し,味方がKOされないようにシールドを張ったり回復したり盾になったりする.
さらに発展すると,敵のファームを取らせないようゾーニングしたり,中立のない時間でジャングラーを助けたりする動きも求められる.
ピール,タンク,CCのどれかの要素があれば役割はこなせる.
また経験値があまり必要のないポケモンが望ましい.
基本的にはサポートカテゴリのポケモンとの相性が良いロール.
- ワタシラガ
- バリヤード
- プクリン
ディフェンスカテゴリのポケモンも意外と強力.
- カビゴン
- ヤドラン
- イワパレス
ワタシラガが一強なのは否めない.
なげーよまとめろカス
上ルートにタンクとダメージディーラー置け
中央エリアにファイターかアサシン置け
下ルートにADキャリーとサポート置け
7分になったらタンクを上に残して4人でカジリガメ倒せ
カジリガメいなくて暇ならロトム倒せ
カジリガメがリスポーンしたらまた倒せ
厨ポケ教えろ
TOP 1: カビゴン,イワパレス
TOP 2: キュウコン
JG: カイリキー
BOT 1: エースバーン
BOT 2: ワタシラガ