PCデスクを検討したりなんだり
PCデスクを新調する
転居に合わせてPCデスクを新調しようと思う.
と,いきなり言ってもアレなので経緯を説明する.
今使ってるPCデスク
今使ってるPCデスクは,ニトリのダイニングテーブルである.
はい.ダイニングテーブルです.
安くて要望を満たすPCデスクがこれだったので,買いました.
当時買ったときの条件は次の通り.
- 奥行きが80cmあること
- 幅が140cm~160cmはあること
- タイピングの振動で画面が揺れないこと
- 予算は2万~3万円
この条件をもとに探した結果,このダイニングテーブルに行き着いた.
ニトリモールの訳ありアウトレット品が2万円以下になっていたので,即決して買って軽トラ借りて運び込んだ.
ちなみに今はもう売ってない.
相当オススメのPCデスクなだけに,この世から消えるのが惜しまれる傑作である.
スペックとしては幅150cm x 奥行き85cmの,かなりデカイPCデスクである.
作業面積としては160cm x 80cmとほぼほぼ変わり無く,奥に広い分だけ高さのあるモニタとの相性が良い.
天板補強と脚部構造が非常に優れていて,重量と合わせて揺れに対して異常なまでに強いのが特徴である.
"揺れない"というポイントが僕にとっては非常に重要.
三半規管が貧弱な僕はモニタの微細振動で体調が悪くなる程にデリケートなので,この特徴は非常にありがたいものである.
幕板補強のない4脚タイプやT字足は基本的にNGであったため,幕板付きの口の字脚であるこのテーブルはまさに天啓であった.
事実としてこのデスクを使ってからと言うもの,デスク上の振動は一切感じたことがない.
誇張表現抜きに,揺れ対策という点ではまさしく最強のデスクであるといえる.
弱点は,重さと天板の厚さ,そして天板高の低さ.
天板の厚みと補強のせいで重量が半端なく,66cmという低めのデスク高が調整できない点がマイナスポイント.
膝があたったりなんだりでデスク下の窮屈感が強いのである.
いや実際には空間は広いのだが,上方向に狭いと言うのが表現としては正しいかもしれない.
この影響で,肘掛け付きの椅子が収納できないというデメリットもある.
今の僕はダイニングチェアをPCチェアにしてるので関係ないけど,そのうちに良い椅子を買ったときにこの問題が浮き彫りになるのは避けたい.
そして椅子の買い換えタイミングになってまたこの重量物を分解して移動させるのも大変なので,先にデスクを新調してしまおうということになったのである.
今検討している物件には広めのリビングがあるので,このダイニングテーブルはそっちに置こうという話になっている.
なのでこのダイニングテーブルくんも,晴れて食卓用として使われる運びとなったのだ.
検討してるデスク
僕の要望は前と変わらなず,予算以外は次の通りだ.
- 奥行きが80cmあること
- 幅が160cm前後で選べること
- タイピングの振動で画面が揺れないこと
- 予算は5万~8万円
ぶっちゃけると,もう買うデスクは8割方決まっている.
Fantoni GXである.
こいつを買おうと思う.
理由はいくつかあるが,第一に奥行き80cmあるPCデスクは意外と少ないというのが一番の理由となる.
JOIFA会員のメーカーで選ぶと,奥行き80cmのPCデスクを扱ってるところはなかなか多くないのである.
その中で手頃な価格のものを探すと,選択肢は自ずとFantoniに絞られてくる.
セミオーダーメイドで作れるiDeskもあるけど,耐震構造に不安があるので候補から外したのも理由の一つだ.
そんなわけなので,Fantoni GXを買おうという結論に至ったのである.
GTは脚部構造に不安があり,レールが奥行き全体をサポートしていないので,天板端の縦揺れが気になる.
天板に厚みがあるのは魅了的だが,それ以上に構造に対して不安があるのだ.
多分奥行き70cmだったらGTを選んでいたと思うけど.
壁付け前提になったら,ワンチャンGTを買う可能性がある.
GTはGXと違ってケーブル用の穴を開けられるし,T字脚で足元がスッキリとするからである.
この重量なら壁付すれば揺れも問題なくなるし,間違いなく利便性は勝るだろう.
が,マイクアーム&モニタアーム&ライトアームを取り付ける都合上,壁付けは多分しない.
なのでGXを選ぶ可能性が高いというわけだ.
MEは買えるなら買いたいが,12万のデスクを買うにはちょっと懐事情が寂しいというのが本音だ.
それに機能面でGXで事足りるなら,ブランド費用にお金を出したくないというのもある.
あくまでも質実剛健に,デスクは選びたい.
Lowyaとかニトリとかのは最初から無視している.
あそこで売られてるPCデスクはPC作業用途に使えないものばかりなので,検討する価値はない.
JOIFA会員でない輸入代理店やそのOEM品はそもそも信用できないし,構造として堅牢なものになると先のようにダイニングテーブルを選ぶことになるからだ.
更に言うとダイニングテーブルも99%のものは普通に揺れるので,検討するにはコストとリスクが高すぎる.
わかって買うのでなければ,ここらを選ぶのはありえない.
かなでものも除外.
幅広な天板に対しては金属製レールを当てないと秒でたわむので,とてもではないがPCデスクとして活用できるものではない.
特に僕の場合はモニタ3台+液タブを置くので,天板補強のないデスクは最悪真っ二つに割れることになる.
集中点荷重のテスト結果も載ってないので,選ぶにはリスクが高すぎると判断した.
手頃な値段でデザインも良く,X脚や口の字脚を使えるのでとても良いのだが,補強レールや幕板がないのでNGというのがとても悲しい.
かなでものの人がこんなブログを読む可能性など皆無であるが,叶うなら脚の取り付けパターンと天板補強のカスタマイズができるようになれば,PCデスクとして覇権を取れるんじゃないかなぁ……って思う.
そんな,僕のくだらない妄想である.
ちなみにゲーミングデスクと呼ばれるタイプのも除外している.
理由はシンプルで,奥行きがしょぼいものばかりだからである.
最低でも70cmはほしいのだが,ゲーミングデスクのほとんどは60cm前後.
更には脚部や幕板の構造から揺れに弱いものが多く,幕板張ってるタイプのは決まって奥行きが足りない.
なので買わないというわけだ.
そんなわけなので入居日が決まり次第にFantoni GXを買おうと思う.
内見してくる
さて,今日こんな時間に記事を上げたのは,この後に夕方から夜にかけて予定があるからである.
検討中の物件の内見に行くのだ.
時間は夕方からなので,そろりそろりと家を出て向かうことになる.
帰ってくるのは夜になるだろうし,疲れた体で記事を書きたくもないので備忘録を兼ねてこんな記事を書いた次第だ.
PCデスクに関しては数年前に検討に検討を重ねてダイニングテーブルを買ったので,知識量やこだわりはそれなりにある.
そしてPCデスクの選択肢は言うほど数年前と変わっていないようなので,当時の知識が活かせる感覚もある.
そんな僕の直感が導き出した答えがFantoni GXなので,多分間違ってはいないはず.
他のもっと良いのを見つけなければだけど.
今使ってるダイニングテーブルを手放すのは惜しいが,あれはあれでいろいろな使いみちがある.
150cm x 85cmの平机だと思えば,食卓だけでなくその他の作業場にも十分使える.
自宅のダイニングテーブルが180cm x 90cmの大型タイプなので,それを一回り小さくしたものと思えば可能性は無限大だ.
ガンプラ作るときとかボドゲで遊ぶときとかにも使えるので,大事にしようと思う.
何よりもこの僕がこだわって買った家具のひとつなのだ.
愛着を持って使い倒すのが,礼儀というものだろう.
他にも買わなきゃいけない家具はあるが,取り急ぎ買いたいのはPCデスクだ.
ベッドとかはまた今度調べようと思う.
多分そんな高くないのにすると思うけど.
よし.
バイトが終わり次第,転居先の内見に向かう.
今日ももうひと踏ん張り,頑張ることにしよう.