不本意な夜ふかし
今日も楽しく休日を謳歌した.
昼まで寝て,起きたらダラダラとゲームして外食してって感じの1日だった.
昨日の夜(というか日付的には今日の深夜)に大量の緊急速報が届き,叩き起こされて寝れなかった.
こんな事を言うとどこに住んでるのかバレてしまうが,まぁ神奈川県民であることは過去の記事を見れば自明なので良しとする.
とにかく,5分10分おきに緊急速報が来るので寝るに寝れなかった.
自分の身を守ってくれるものと思いメッセージは確認していたが,結局のところはスマホの電源を落とすべきだったのかもしれない.
いやそれでも無意味に高頻度な警報を鳴らす方が悪いはずである.
なぜならば警報とは常にアクセスされるべきものであるし,それ故に報じられるものであるからだ.
緊急時のために使われるものを緊急時以外で使ったのだから,自治体の運用方針に誤りがあるのだ.
まぁ津波がこっちに来なかったら良かったねという結果論に基づく憤りであることも承知しているが,それでも県の対応はずさんであると言わざるを得ない.
そもそも津波の到達時刻よりもかなり前に睡眠を阻害してしまったら,いざ避難するときに寝てるなんてことも十分に考えられることだ.
普通に健康面から考えても悪報だったし.
原因は委託業者のプログラムの不具合らしいが,まぁ正直これは責任の押しつけな気もする.
どうせ自治体側が適当な仕様で発注したのが本当の原因で,業者側は指示通りのものを卸していたというのが真実な気がする.
まぁこれも推測でしかないのだけど.
「プログラムの設定ミス」といえば業者側の責任にできるのだから,恐ろしい話である.
バグではないなら仕様なはずだし,検収をしてないなら自治体の責任であるはずだ.
そもそも委託してたから自治体に責任はないなんて理論は通じない.
そういう責任の統制もあって委託しているのではないなら,緊急速報メールなど今後受け取る気もなくなるというものだ.
まぁこういう仕組みを地方自治体レベルでやらせることがそもそもナンセンスな気もするのだが.
そういうナンセンスなものに命を預けているのだから,せめて動かす側には責任感を持ってもらいたいものである.
安眠を邪魔されてイライラしているのは,間違いない事実だ.
だから否定的な意見しか言わないのもそういうバイアスがかかっているからであるし,もしかしたら合理的にこういうオペレーションになっているのかもしれない.
結局の所,なぜこうなったかなど当事者にならなければわからないことである.
少なくとも,僕が関わるシステムにはこういう問題を抱えさせたくないものだ.
そんなことを思った休日だった.
明日からまたお仕事が始まるので,そういう他者の問題を見つめて,我がふりを直していこう.