イドのなんらか

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Himeko Sutoriなるゲームをやってみたら思いの外面白かったので布教したいという記事

Himeko Sutori おもしろい

Steamのサマーセールを覗いていたらなんか面白そうなゲームがあったのでやってみた.

姫子ストーリーというゲームである.

store.steampowered.com

ヘクスマップ上でやるディスガイア+FEみたいな感じのSLGだ.

 

英語のタイトルはHimeko Sutori.

誤字でもなんでもなく,これが正式タイトルである.

 

JRPGかぶれのゲームにしようとして作られたようで,ところどころにそういうノリが垣間見える.

タイトルも,機械翻訳にかけた感じのものにするという思惑があったらしい.

 

ちなみに姫子というキャラクターは出てこない.

主人公の名前は綾で,一応プリンセスである.

姫の子どものストーリーなのでHimeko Sutoriらしい.

 

「うっ。まだ痛い。しかしそれは死んでしまうよりは良いでしょう。」

 

今のところ,僕が一番気に入っているセリフがこれだ.

わざとらしい機械翻訳感と,ところどころに出てくる未翻訳の部分がたまらない.

 

 

SLGといっても様々だが,このゲームの戦闘システムはシンプルな部類だ.

移動→アクションを繰り替えすシステムで,ヘクスマップである点以外はよくあるSLGと基本は変わらない.

 

1ユニットあたり最大10人のパーティを組むのが,特徴的である.

この1ユニットをランスと言い,これを編成して戦うのである.

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ランス編成&出撃画面

今のところ,僕の軍は5ランス構成だ.

3前衛,2後衛で編成した.

 

ナイトを主軸に置いた守勢の前衛が1ランス.

バーサーカーによる火力を押し出す前衛が1ランス.

バフと回復が強力で多少の遠隔もできる遊撃部隊が1ランス.

 

この3部隊で前線を支える仕組みである.

1ラウンドに攻撃できる回数は敵も味方も1回までなので,硬い前衛が先に殴って相手の反撃を引きつけると,柔らかい前衛が反撃を受けずに攻撃を仕掛けられる.

 

後衛はAOEによる削りが強力なメイジ部隊と,1ショット火力に長けたレンジャー部隊に分けた.

 

防衛部隊と遊撃部隊が足止めをしつつ,後ろからメイジが削り,バーサーカーが止めを刺すのが基本戦術だ.

レンジャーは1体を安全かつ迅速に処理でき,敵ランスの構成を潰すのに長けている.

構成の強いランスはレンジャーで弱体化させ,その後に他部隊で襲いかかるという算段である.

 

ちなみにこのゲーム,今のところは固有キャラが3人しかいない.

残りはモブとして雇い入れる形となる.

 

名前が面白く,なんというかいそうで居なさそうな日本名がよく出てくる.

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キャラクター一覧

由美とか佳織とかはわかる.

綾とかもわかる.

だからといって卯女子はマイナーすぎるだろう.

データベースにこの名前を入れた開発のセンスが伺える.

 

ちなみに名付けは固有キャラを除いてランダムなので,何が出てくるかはお楽しみである.

このあたりはなんか,ディスガイアをやってる感じがして面白い.

 

ちなみにキャラクターはデスするとロストする.

僕は何もわからないまま序盤にたくさんロストしてやり直した.

このデータでも,犠牲がでている.

 

ジョブとか色々細かいところはあるが,僕も全然わかってないのでもう少しやったら書こうと思う.

触りだけ説明すると,学生or冒険者というベースジョブから順に,上位のジョブにランクアップしていく感じである.

下位ジョブの育成段階で死ぬ事も結構あり,頑張って育てた上位キャラが死ぬのはなかなかキツイものがある.

 

敵のステータスが見えないのも難しいところで,敵専用っぽいユニットの初見殺しが特に厳しい.

そういう意味でも,冗長性の高い軍の編成がおもしろいSLGだと思う.

 

日本語コミュニティがないゲームは手探り感があって良い

この姫子ストーリー,日本語のコミュニティがほとんどないので,攻略記事とかそういうのもほとんどない.

事前情報漁ろうかなって思ったけど,ニュースとかが数件あった程度で,ほとんど情報が出てこない.

 

Steamの海外コミュはそこそこ盛り上がっているみたいである.

まぁガイドをサクッと呼んだだけで,特にステージ攻略等の情報はない.

手探りでやっていくこの感じが,ちょっと昔の感覚を思い出させてくれる.

 

完全ソロゲーだが,一緒にやってくれる仲間がいると面白そうだなとも思う.

プレイに多様性が出そうな印象なので,他人のプレイを覗きたい欲が高いゲームだ.

 

僕は役割分担&冗長化で戦う,安定志向の編成だ.

ランスごとに1点を特化させるのではなく,1ヒーラー1タンクのベースの上に,役割を達成するためのユニットを追加していく編成である.

 

たぶん他の編成も在り得るし,僕がやらない攻略方法もあるのだろう.

そういう点でも,どうやってこのゲームがRPGになっていくのか,今からわくわくが止まらない.

沼なゲームになりそうである.

 

今日は色々と用事があって外に出たりもしたが,暇な時間はほとんどこのゲームをしていた.

ディスガイアみをひしひしと感じているので,メインストリームの就活を不意にしない程度に楽しみたいと思う.

 

よし.

今日はこのあたりで締めよう.