イドのなんらか

TRPGしたりキャンプしたりするITエンジニアの人間が書く雑記

POCO F3が届いたのでレビューする

POCO F3が届いた

3/29に注文したPOCO F3が昨日届いた.

購入に際して利用したのはAliExpress.

注文から17日での到着なので,なかなか早く届いたのではないだろうか.

 

一応商品ページを貼っておく.

今確認したところ,$ 399USで買えるようだ.

www.aliexpress.com

 

僕はプロモーションセールにて,$ 389USで購入した.

税金とか諸々込みで,¥44,000程度の出費だ.

 

仕様としては,RAM 8GB / ROM 256GBのモデルを選んだ.

単純にRAMがたくさん欲しかったのと,上位モデルを選ぶとCPUがSnapdoragon 870になることが理由だ.

 

ちなみにRAM 6GB / ROM 128GBのモデルを選ぶとCPUがSnapdoragon 865になる.

まぁどっちもつよつよなので好きな方を選ぶのが良いと思う.

なお,下位モデルだと$ 50USほど安くなる.

 

後はケースとガラスフィルムも付けておいた.

開封直後にスマホを落として割りたくないので,保険的な意味合いで購入した.

ケースとフィルムは,日を改めて良いものを買おうと思っている.

ちなみに$ 9USで追加できる.僕の場合はセール価格でもう少し安かった気がする.

 

どうやら今の価格はセール価格と比べるとほんの僅かに高いようである.

まぁおそらくは今後のセール時にもっと安く入手できるようになるだろう.

そういうオトク情報は他のサイトでまとめられてると思うので,こんなブログよりもそっちを見たほうがよい.

 

レビューとか

どうやら過去の僕は高専時代の友人に「POCO F3買ったから届いたらレビューするはwwww」みたいなことをほざいていたようなので,嘘つきにならないためにもレビューをしようと思う.

 

開けてみる

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梱包材の中に入ってたもの

国際便に乗ってきた梱包材を開けると,中に4つほどブツが入っていた.

POCO F3本体の箱と,スマホケースにガラスフィルム,そして旅行用のプラグ変換器だ.

 

POCO F3の箱のフィルムは傷と汚れが目立っていたが,まぁ特に問題はないと思う.

空輸している以上,梱包材内での多少の擦れは起こりうるものだろう.

 

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箱の中身

POCO F3の箱を開けてみる.

中には,POCO F3本体の他に,シリコンケースやACアダプタ,AtoCのUSBケーブル,USB Type-Cのイヤホンジャック変換端子,SIMスロット開ける用のピンが入っていた.

後はPOCOステッカーも.重度のPOCOジャンキーにはたまらない逸品かもしれない.

 

POCO F3には保護フィルムが貼られていた.

樹脂系のもので,相当に薄く,いかにも擦り傷防止用と言ったものだ.

とりあえずはシリコンケースに入れてPOCO F3を起動してみることにする.

 

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起動した

無事起動した.

ざっくり眺めた感じ,ドット抜け等も見られない.

 

初期設定とかは至って普通のAndroidのそれなので省略.

Xiaomiのアカウントを作りませんかと聞かれるが,僕は必要ないのでスキップ.

ここあたりはPOCO F1と大差ないようである.

まぁどっちもMIUI 12だからね.

 

無事起動確認が済み,初期設定も完了したので一安心

抱合せで購入したケースとガラスフィルムを貼りに行く.

 

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ガラスフィルムを貼った(浮いた)

見事に浮きました.

まぁフチが曲面だし,フィルム自体もそれほど高品質ではないようなので致し方なし.

後日PDA工房のノングレアタイプのものを買おうと思う.

 

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とりあえずカメラとか電源ボタンとかUSBの口とかを撮ってみる.

背面のカメラは本体からせり出しているため,ケースがないと接地面と擦れて傷になるので,ケースの装着は必須と言えそうである.

ちなみに無料でついてくる方のシリコンケースだと厚みが足りず,カメラが擦れるので注意.

 

カメラはトリプルカメラ.他メーカーのハイエンドスマホと比べると性能は高くない.

まぁゲーミングスマホなのでそこらへんは必要ないということだろう.

POCO F3とPOCO F1の写真の比較をしたかったが,あいにくの天気なので後日にしようと思う.

 

電源ボタンと音量ボタンは,変わらず右についている.

この電源ボタンに指紋センサが内蔵されており,親指で指紋をスキャンできる.

最近の指紋センサは画面内蔵のものが増えたが,ノングレアフィルムとかを貼ると感度が低下するので,POCO F3の気遣いはありがたい.(画面内蔵じゃないからPOCO F3を買ったともいう)

 

充電口はUSB Type-C.スタンダードではあるが,優れた規格なのでありがたい.

質実剛健スマホである.

 

POCO F1にあったイヤホンジャックはオミットされている.

一部のイヤホンジャック愛護団体からは抗議文が届きそうであるが,僕はイヤホンジャックなくても良い派の人間なので気にならない.

まぁイヤホンジャック至上主義者は買わない方が良いかもしれないが.

 

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サイズ比較 (左がF1,右がF3)

POCO F1くんとの記念写真も撮ってみる.

撮影にはUMIDIGI A5 Proくんが協力してくれた.

 

ノッチが廃止されて上部がスッキリしたり,ベゼルが薄くなったりと結構な違いが見られる.

本体のサイズ自体も大きくなっている.液晶サイズもデカくなったが取り回しは若干重たくなったかもしれない.

 

ベゼルは薄くなったが,それでも他のハイエンドスマホと比べると厚い部類ではある.

まぁ僕はベゼルの薄さにそれほどこだわりがあるわけではないので問題はない.

 

外観とかはこんなもんかなという感じだ.

パンチホールはほとんど存在感がなく,よほど神経質な人間でなければ気にならないと思う.

少なくとも,僕が動画を見てる分には気にならない程度の存在感だった.

 

実際に触ってみると,むしろ重量の増加に驚いた.

F1は180gだったのに対し,F3は196gだ.

電池容量が500mAhほど増加した影響だろうか.

本体サイズが大きくなったのもメタボ化の原因かもしれない.

 

なんにせよ,持ってみると意外と重い.

まぁこれは使って慣れるしかないので致し方なし.

最近のハイエンドスマホはどんどん恐竜的な進化をしているので,どこかで小型軽量になってほしいものである.(放熱と電池容量の問題で厳しいけど)

 

中身を見てみる

POCO F3の魅力は圧倒的なコスパなので,中身も見せないとレビューにならなそうなので見ていこうと思う.

 

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バイス情報を出してみる.

RAM 8GBとROM 256GBが確認できた.

下位モデルが誤って届いたりしてはいないようで安心である.

 

お次はCPUを確認しよう.

とりあえずCPU-Zをインストールして起動する.

 

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??????????????????????

あれ????????????

なんかSnapdragon 865が刺さってる?????????????????

なんで?????????????????????

Snapdragon 870じゃないんですか??????????????

やだー!;;

 

さて,これは由々しき事態である.

一番価格に影響してそうな部分がなんかおかしい.

 

焦ったのでCPU-Xもインストールして調べてみる.

 

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!!!!!!!!!!!!!!!

どうやらこっちだとSnapdragon 870と表示されるようだ.

SM8250はSnapdragon 865の型番なので若干の不安があるが,CPU-Xによると一応870が刺さっているらしい.

ちなみにSnapdragon 870の型番はSM8250-ACである.

まぁもしかしたらこれらアプリのデータベースがちょっと間違ったりしているのかもしれない.

 

設定>デバイス情報>すべての仕様 によれば,MIUI側はオクタコア 最大3.2GHzと認識しているようなので,おそらくはSnapdragon 870が刺さってくれているはずだ.

 

ベンチマークも測ろうかなと思ったけどAntutuがストアから削除されているようなのでやめた.

スコアなんてちょっとググればいくらでも出てくるし……省略してもバレへんやろ……

まぁ870積んでるので,これで動かないスマホゲームはおそらくないと思う.

 

どうせ僕はスマホで3Dゲームなんてやらないので性能を持て余しているのだが……

僕がウマのゲームでもしていればよかったのかもしれない.

やってないのでわからんけども.

 

普段使いしてる限り,ストレスフリーで動作することは疑いようのない事実である.

動画見たりTwitterいじったりとかしかしてないけど,とんでもなく快適なスマホ生活が送れている.

 

バッテリー問題等はあるが,これで向こう2年はサクサク動作で戦い抜ける性能だ.

 

POCO F3はPOCO F1の正統後継者

POCO F2は??????

という疑問もあるだろう.

だが僕は,POCO F3こそがPOCO F1の正統後継者であると思う.

 

実はPOCO F2という機器は実在せず,POCO F2 Proという機種のみが存在する.

こいつは相当に調子に乗っており,なんとカメラ性能がPOCO F3よりも高い.

異能生存体が乗ってそうなロボットの顔っぽい感じのクアッドカメラを搭載していたり,ポップアップ式のインカメラを付けてたりと生意気な端末である.

おまけに指紋センサが画面に内蔵されているなど,そのいけ好かなさはPOCOの名を冠するにふさわしくないと言える.

まぁイヤホンジャック付いてるのは良いことだけど.

 

その点,Redmi K40のPOCOブランド版であるPOCO F3は,しっかりと需要を抑えてきてくれたと思う.

特にリッチすぎるカメラや無駄なインカメラを排除し,パンチホールを付け直すという判断は見事なものである.

 

リフレッシュレート120Hzは正直恩恵を感じられなかった.

スクロールとかはヌルヌルだけど,だからどうしたレベルである.

ゲームは高フレームレートで動かせるけどバッテリーが死なのでなんとも.

動画とかはそもそもコンテンツの方が対応してない.

発色自体は非常によいため,今後に期待である.

 

5Gは対応してるけど使ってないからよくわからんかった……オタクの友人とリアルで会う機会があればなんか知見が得られたりするのかもしれない.

そもそも対応エリアが狭いので,こちらも今後に期待である.

 

なんにせよ,長く使えるスマホであることは間違いなさそうである.

特に側面の指紋認証リーダーの使い心地が非常に良く,全部のスマホにこれを搭載してほしいと思う出来である.

 

途上国向けに無駄を省きに省いた質実剛健スマホという,Xiaomiのコンセプトをグローバル化したPOCOブランド.

POCO F3は,その意匠をしっかりと継承していると言える.

 

これから使ってみてなんか微妙な点とかが見つかったら,その都度この記事を更新するか新しい記事を書くかしようと思う.

POCO F1とのカメラ比較がまだなので,近日中に1回は更新するだろうけど.

 

以上が,レビューと言えるかは怪しいが,僕の人生初のレビュー記事である.

実機で写してほしいところとかがあったら,コメントに書くかTwitterでだる絡みしてくれれば写真を撮ったりするかもしれない.

POCOに興味がある数奇な方は,気軽にコンタクトを取ってくれればと思う.

その時は,答えられる範囲でPOCOを布教することになるだろう.