イドのなんらか

TRPGしたりキャンプしたりするITエンジニアの人間が書く雑記

自分の負けパターンを知る

早起きするとコンディションがよくなる

今日は早く起きた.

理由はシンプルで,アルバイトがあるからである.

強制的に起きる理由があったので起きた.

 

今日は頭が冴えている.

振り返るとここ3日くらい記憶と思考が曖昧だったので,相当に危険な状態だったのだろう.

記憶にモヤがかかった期間において,僕は不幸を蓄積させている.

そうした期間に相当するのが,昨日までの3日間であった.

 

これを長引かせると,ニートだった頃の時間になるのだ.

1ヶ月単位で堕落し,堕落したことを理由にさらに堕落する.

非常に危険な状態である.

 

それは「負け」であろう.

少なくとも僕にとって,それは「負け」なのである.

なぜならば,今僕はこんなにも悔しいからだ.

 

3日も無思考を貫いた自分に.

そしてそれを1ヶ月,3ヶ月,半年と続けてきた自分に.

僕は激しい悔しみの念を抱いている.

 

「自己受容」の考え方によれば,それも愛すべき自分の過去なのだろう.

そんな過去も受け入れて愛するためにも,この後悔から得た学びを言葉にし,実践するべきだ.

なので僕の負けパターンを解析してみようと思う.

 

崩れ,狂い,乱れ,堕落する

僕の負けパターンはシンプルだ.

 

まず最初に体調が崩れる.

そして生活リズムが狂う.

その後に生活そのものが乱れる.

最後に,それを理由として堕落する.

 

上手く行くときは何事も上手く行く.

通常のコンディションが維持されるのであれば,それを継続のは僕にとって難しいことではない.

しかし「通常のコンディションの維持」が苦手なので,結果としてそれを達成することが困難になっているというのが,僕の欠陥だ.

 

風邪などを引くと,生活リズムは大きく狂う.

特に痛みを伴う体調不良は,睡眠時間を狂わせる原因となる.

そして狂った生活リズムは,生活そのものを脅かす.

「to do」と「want to do」は誰しもが持っているものであるが,乱れた生活では「to do」をこなすことすらままならなくなっていく.

そして体調が治る頃には,放置されたタスクの多さに辟易し,自堕落になっていく.

そこから這い上がるためには,非常に大きなエネルギーが必要になる.

そのようにして,僕は負けてきた.

 

狂った生活リズムが原因で体調を崩すことは,あまり多くない.

基本的には何かしらの体調不良を起点として生活リズムが狂うのが,僕のプロセスだ.

まぁ体調不良の前段階に過労というものもあるのだが,これは生活リズムとは違った問題である.

単純に壊れるまで走り続けることの愚かしさがそこにあるだけなのだ.

 

体調を崩すのは,致し方ないことでもある.

身体を鍛えれば多少はマシになるのだろうが,吉田沙保里ですら風邪を引くのだから限度がある.(もちろんこれは身体を鍛えないことの言い訳ではない)

問題なのは,そこから生活リズムが狂ってしまうことだ.

 

僕は下痢がちな人間である.

ふとした拍子に腹を壊し,トイレに駆け込む性質がある.

冗談抜きに笑えないレベルの下痢が,不定期に僕を襲ってくる.

 

なので電車に乗るのもあまり好きではない.

いつ腹痛に襲われるのか,もしもそうなったら車内で漏らすことはないか.

そんな心配が常に身にまとわりついてくる.

そうした不安がちな体質もまた,下痢を呼び寄せる要因なのだが.

 

一過性のものであれば良いが,これが長続きするタイプだとそうもいかない.

腹の痛みは,時に睡眠時間を圧迫する.

眠りにつこうとすると,とたんに下痢が腹の中で暴れだす.

布団で漏らす可能性を考慮すると,当然だがトイレに駆け込まざるを得ない.

全部出さなければ,とてもじゃないが寝ることはできない.

 

一過性の下痢であれば疲れで眠れるのだが,そうでない下痢はそうもいかない.

これが何度か続き,やがて目が冴えてくるのである.

そうなるともう終わりである.

 

朝起きなければ僕は無能になるという特性が,寝なければいけないという呪いになって襲ってくる.

身体は正直者で,一定以下の睡眠時間になると強制的に睡眠時間を確保させようとする.

結果として起床時間が大幅にずれてしまい,生活リズムが狂い始める.

 

このプロセスと上手いこと付き合わなければ,僕はふとした拍子ですぐに堕落を始めてしまう.

人生で体調不良に陥ることなど,これからも山程待っているのだから,なんとかして解決策を導き出さなければならない.

 

生活リズムを狂わせない

 

不思議なもので,平日朝に起きると本を読んだり勉強したり運動したりをできるのだが,平日昼間に起きるとスマホかなにかで手頃な娯楽を貪り始める性質が,僕には備わっている.

生活リズムが狂うと僕は自然に堕落を始めてしまう.

まずは生活リズムを狂わせないことが至上命題だ.

ここが狂うと,あらゆるものが立ち行かなくなる.

 

風邪で寝込んでいる日において,どうすれば生活リズムを乱すことなく快復につなげることができるのだろうか.

踏み込んで言うと,朝の4時,5時くらいまで起きる事態に陥った時,どうすれば生活リズムを取り戻すことができるのだろうか.

 

翌日の入眠時刻を正常に戻すことが,おそらく最上の答えだろう.

4時に入眠したら,10時~12時に起床することになるのは,致し方ない.

睡眠時間を削って7時に起きようとしたら,それこそ大変な一日になる.

 

問題なのは,起床時刻を4時間ずらしたから入眠時刻も4時間後ろにずらしてしまうことなのだ.

「朝起きれなかったので一日を無駄にした」という感覚から「一日を無駄にしないために起きる」という思考につなげるパターンが,僕の中にはある.

その結果,パフォーマンスの低下した一日を堕落して味わい,明日以降に続くもっと大きな一日を犠牲にするのである.

 

僕にとって必要なのは,「今日は無駄な一日だった」と割り切る思考回路なのだろう.

僕はあらゆるものに意味を求めたがるし,倹約家で無駄は省きたい.

しかし僕の身体というリソースは有限で,求めたものすべてを得ることはできない.

さらには外乱によってもそのリソースは消耗していくし,メンテンスだって必要だ.

どこかで妥協しなければ,それ以上のものを失ってしまう.

 

だからこそ,生活リズムが乱れ始めた一日目に処方箋を出すのが,もっとも賢いやり方なのだ.

「今日は無駄な一日だった」と割り切り,手頃な娯楽にかじりつくことなく眠らなければならないのだ.

 

あとはパフォーマンスが低い日において,「今日はパフォーマンスが悪いから生産的な行動はしないでおこう」となるのも,危険な思考パターンだ.

それでも生産性が低いことは間違いないので,生産的な行動を完遂することは難しい.

なのでハードルの低いものを達成して,最低限の貢献をしたと思えるようにだけはしておきたい.

 

ここ3日間のブログの記事を読み返すと頭が痛くなる.

まじで何も考えていなかったし,記憶も薄いし,

酒が入っていたわけではないあたり,本当におかしくなっていたのだ.

 

人生においてすべての日々が密度の高い一日となることは,まずないだろう.

どこかで密度の薄い日々を送る機会はあるだろうし,なんならすでに僕はそれを経験してきた.

 

これまでの僕はそれを忌避し,遠ざけたいと思っていた.

しかしその思考こそが,堕落を引き寄せる種となってしまっていたのである.

 

生活リズムは僕のQoLを向上させる上で欠かせないものだ.

こいつをなんとかしなければ,僕は一生をかけて薄い人生を送ることになるだろう.

それを避けるためにも,貢献をしたという実感と,薄い一日を過ごしたことを受容する姿勢が重要なのだ.

 

昼間からブログを更新していく

さて,今日はなんか早めに記事を書いてしまった.

こういう日があってもいいだろう.

 

むしろ夜に書かなければならないという強迫観念の方が危険だ.

「一日の価値は夜にかけて最高潮になる」という思考が,僕の中にあるのだ.

だから「もっとも価値のある思考を書き記すために夜に記事を書く」というルールを,暗黙のうちに定めていたのだ.

 

それも間違いではないのだが,だからといって夜に書いた文章が昼に書いた文章よりも優れているとは限らない.

人間は疲れる生き物であるし,疲労はコンディションを低下させる要因だ.

自分が書きたいと思ったときこそ,そこがコンディションの最高潮なのだ.

 

それに書きたいことが見つかったら,あとで別の記事を出すなり更新するなりすればいいだけだ.

最悪,夜に出てきた思考はメモに残して明日に回せばいい.

無理してアウトプットをひねり出そうとするから,昨日のようなことになるのだ.

 

……とまぁ,なんとも言えない記事になってしまった.

まとまりのない内容であるが,ここあたりで締めよう.

 

昨日と比べれば脳が動いているが,それでも若干麻痺している感覚がある.

1時間未満で3500字書いたぞという実感を得つつ,今日を生きよう.

そして明日につながるよう,きちんと寝よう.

うん.

 

実を言うと,昨日の入眠時刻は2時であった.

今朝は7時半に起きたので,睡眠時間は5時間半である.

いつもは8時間ほど睡眠時間を取っているので,今日のコンディションは万全とは言い難い.

 

それでも8時間寝て12時に起きるより,5時間半寝て7時半に起きるほうがパフォーマンスを発揮できるのである.

ならばそうした方がいいだろう.

 

可能なら,8時間寝て7時に起きたいところである.

少なくとも僕が高専生だった時,10時に寝て6時に起きていたのだ.

そしてそれで良いパフォーマンスを発揮できてもいた.

あの時の感覚を取り戻したい.

 

そのためにも,何かのタスクに縛られるのは賢いやり方なのだろう.

今日もアルバイトがあったから起きることができた.

外部に理由をつけてでも,僕は生活リズムを整えるべきなのだ.