マイナンバーカード受け取りに行ったら受け取れなかった
マイナンバーカードが悪いのではなくマイナンバーカード交付手続き周りのデザインがあまりにもひどすぎるので結果としてマイナンバーカードがダメに思われている説
はい.
マイナンバーカード受け取りに行ってきた
今日はマイナンバーカードを取りに,役所に行ってきた.
証明写真機で申請をして,1ヶ月くらい経ったらハガキがきた.
封印シールを剥がして中身を見ると,役所に来て受け取れと書いてあったのでそうした.
役所に行き,ハガキに書いてあった部署に行ってきた.
そしたら,なんか予約してないと無理とか言われた.
予約?
なんぞや?
ってなったので聞くと,どうやら交付手続きを行うには予約が必要らしい.
え????????
カード受け取って暗証番号登録するだけじゃないんですか?????????
ってなったのでまた聞くと,どうやらその交付手続きは一人あたり15分かけて行われるらしく,予約が必要らしい.
え???????????
なんでそんな時間かかるの?????????
それどこにも書いてないよね???????????
ってなったのでまたまた聞くと,どうやらコロナ対策とかいろいろあるらしい.
なるほどね.
で,予約しろなんてハガキに書いてなかったよね?????
ってなったのでまたまたまた聞くと,どうやら封印シールに案内が書かれていたらしい.
は???????????
は???????????????????
???????????????????????????????????????????????????????????????
どうやら僕の自治体のマイナンバーカード推進部は,相当に頭がイカれているようだった.
交付通知のハガキの封印シールに案内を書き,それで予約させるつもりだったらしい.
バカがよ.
封印シールなんて捨てたよ.
中に手続き方法が書いてあるぞって書いてあったからめくって捨てたよ.
アホか.
ハガキ本体には予約の予の字もなかったよ.
交付場所の指定と必要書類と期限が書いてあったから,そのとおりに行動したよ.
とまぁ色々と言いたいことはあったのだが,ゴネたところで交付されるわけではないので,交付の予約して帰ることになった.
日本の縦割り行政の闇を垣間見た気がする.
無駄に疲れた.
しかも1時間も待たされた挙げ句この扱いだった.
冗談抜きで,この交付システムを考えた奴らは全員死んだほうが良いと思う.
こいつらが行政に関わっていると,おそらくロクなことがない.
行政のすべてが悪いわけではないが,トップにいる戦略担当の一部に,とんでもないヤツが紛れ込んでいる.
こういうおっさんだがおじさんだかが日本を腐らせているのだと思う.
まぁ想像でしかないのだが……マイナンバーカードの交付だけでこんなに殺意が湧くとは思わなかったので,相当にヤバいシステムだと思う.
マイナンバーカードの良し悪しじゃなく,マイナンバーカードを手に入れるまでの道筋がとにかくナンセンスなのが問題だ.
色々と突っ込みどころがあるので,僕が考えた最強の「マイナンバーカードの交付方法」を書いていこうと思う.
僕の考えた最強の「マイナンバーカードの交付方法」
マイナンバーカードの交付方法がありえんぐらいゴミだったので,不満の消化のついでにこうしたら良かったんじゃないかなって妄想を垂れ流そうと思う.
良くなかったところ
マイナンバーカードの交付にあたって,最初に全体の流れを説明していないのは致命的な問題だと思う.
僕の自治体では,まず最初にマイナンバーカードの申請の案内が届いた.
その案内には,どうやったら申請できるかが書いてあった.
①写真撮って郵送で申請
②写真撮って直接窓口に行って申請
③写真機で写真撮ってそのまま申請
の三択があるらしい.
申請後1ヶ月くらい経ったら交付通知書が届くので,それを持って交付場所に行けと,案内には書いてあった.
交付手続き時に何が必要になるとかは,特に書いてなかった.
なので交付通知書と引き換えになるのかなと,そう思っていた.
交付通知書が届くと,先述のようにこの書類を持ってこの交付場所に来いと書かれていた.
どの書類が必要なのか,申請案内の方に先に書いておけよって思った.
しかも交付には予約が必要だった.
そして予約が必要ですという案内は,封印シールにしか書いてなかった.
封印シールを剥がして捨てると,もう案内を読むことができない仕様になっていた.
交付時にパスワードやPINを設定する必要があるということも,申請案内には書いていなかった.
そして具体的に現場でどう設定するのかについても,申請案内にも交付通知書にも書いていなかった.
だから受け取りにきた市民が,どの程度時間がかかるのかの予測もできない状態だった.
普通にハガキと引き換えに交付してもらうのかなって思っていたら,想像の十倍くらい時間を取られるのだ.
これは大きな問題だろう.
こうした一連の問題の原因は,ひとえに「最初に全体の流れを説明していない」点に集約されると思う.
逆に言えば,そこを改善すれば後の流れもだいたい改善されるはずである.
「とりあえずマイナンバーカード作ってください.細かい案内は後でします」
「とりあえず申請してください.その後の流れは後で教えます」
「とりあえず交付しにきてください.詳細は困ったら聞いてください」
これじゃあマイナンバーカードなんて作りたくなくなる.
何をどうすればいつ交付されるのか,情報が小出しにされると,その都度手続きの内容を各自で整理しなければならなくなる.
だから人によって受け取り方が変わってしまい,結果としてトラブルが発生し,交付が後ろにズルズルと遅れていく.
僕ならこうする
マイナンバーカードの交付までに必要な手順は,次のとおりだった.
①マイナンバー通知カードと申請案内が届く
②申請案内をもとに,マイナンバーカードの発行を申請する
③申請から1ヶ月を目処に,交付通知書が届く
④交付手続きに必要な書類を揃える
⑤交付手続きの予約をする
⑥予約した時間に交付場所に行き,手続きをする
書き起こしてみれば,特段なんてことのない手順である.
この手順を最初の申請案内に書いておけば,全ては解決する問題なのである.
なので僕なら,マイナンバーカードの申請案内に上記の手続きの手順を記載する.
そうすればどの手続きにどの程度の時間がかかるのかがわかるし,前もって何を用意しておけばいいのかもわかる.
交付手続きの内容も,詳しく説明しておくべきだ.
交付通知書にはどういった内容が記載されていて,届いたら何をすれば良いのかも,申請案内の時点で説明がなされているべきなのだ.
僕が見舞われた「交付手続きの予約が必要だった」というトラブルも,最初に予約が必要だと言っておけば,ここまでこじれることはなかった.
それを交付通知書の封印シールにだけ書いて伝えた気になっているから,伝わらないし一部の市民が不快な思いをすることになるのだ.
交付通知書には,全体の手続きの内,今どこにいるかを明記するべきだ.
上記の例で言うと「今あなたは③に居ます.④と⑤を済ませ,⑥をしてください」と書いておけば,何をすれば良いのかが一発でわかる.
後は自治体ごとの対応として,交付会場に来たらどこに行って何をするかを別紙で伝えれば完璧だ.
「〇〇という住所にある〇〇という建物に行き,〇〇にある受付に行って手続きを開始し,①……②……③……の手続きをしてください」
これで伝えるべき内容はすべて伝わる.
後は案内用のWEBページのURLとQRコード,問い合わせ先を明記しておけば,文句をつける要素もなくなるだろう.
少なくともそうしてくれていれば,僕が1時間も無駄な時間を過ごすという事態は起こり得なかった.
逆に言えば,僕ならこうやってマイナンバーカードの申請案内と交付通知を行うだろうなという,ただそれだけの内容だった.
スッキリした
さて,どうでもいい不満をつらつらと書いたらスッキリした.
これでよく眠れるようになるはずだ.
明日は一社,カジュアル面談がある.
面談前には飼い犬をトリミングにつれていくというイベントもある.
お迎えは面談後だ.
面談にはリラックスをして臨もうと思う.
大丈夫.
僕なら大丈夫なはず.
うん.
さて,不満をつらつら吐いてただけで気がつくと3千字だ.
今日はここで締めようと思う.
よし.
明日の僕も,きっと頑張れるはずだ.
頑張れ俺!!!お前ならできるぞ!!!うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお