イドのなんらか

TRPGしたりキャンプしたりするITエンジニアの人間が書く雑記

CapsLockをChange Keyで潰して半角/全角にする裏技

CapsLockって使うの????

使いません.

使わないけど便利な位置に便利なサイズでキーがあるので有効利用しましょう.

 

今回はChange Keyというツールを使ってCapsLockを半角/全角キーに魔改造する方法を紹介します.

 

Windows向けの記事です.

 

 Change Keyを使う

この世にはキー配置変更ソフトが存在する.

僕が使ってるのはこのChange Keyである.

forest.watch.impress.co.jp

 

こいつを落として管理者実行するとこんな感じの画面が出てくる.

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Change Keyの画面

CapsLockをクリックすると同じような画面が出てくる.

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キー設定の画面

右上のScan codeをクリックする.

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Scan Codeの入力画面

ここに好きなF13~F24のスキャンコードを入れる.

僕はF13のコード「0x0064」を使っている.

OKを押すと設定完了.

 

そしたら最初の画面に戻る.

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設定済みの状態

CapsLockがScan codeに変わっているのがわかるだろう.

あとは上部のメニューバーから登録>現在の設定内容で登録します をクリックすれば完了.

Windowsを再起動すると,CapsLockはF13キーとして認識されるようになる.

 

ちなみに元に戻したい時は赤枠のScan codeを選択してCaps Lockを設定しなおせばOK.

もちろん,メニューバーからリセットしても問題ない.

 

IMEの設定

CapsLockを任意のファンクションキーに設定したら,次はそのキーを押したときの振る舞いも設定する.

つまりは,IMEの設定をいじる.

 

僕はGoogle IME (Google日本語入力)を使っているのでこれを例とする.

タスクバーからIMEのプロパティを開く.

これは「A」とか「あ」とかなってるところを右クリックすれば出てくる.

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IMEのプロパティを開く

プロパティを表示すると,一般タブが開くと思う.

下の方にある「キー設定の選択」を右の方にある設定を開く.

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IMEのプロパティ

するとこんな画面になる.

ここでF13の振る舞いを設定すればOK.

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キー設定画面

基本的には次のように設定すれば良い.

  • 変換前入力中 → IMEを無効化
  • 変換中 → IMEを無効化
  • 直接入力 → IME有効化
  • 入力文字なし → IMEを無効化

 

終わったらOKを押せば設定完了.

 

そこそこ便利です

CapsLockを潰して半角/全角にする方法は以上のとおりである.

IMEの設定をいじれば他の振る舞いをさせることもできるので,色々と遊んでみると面白い.

 

この記事はなんかTwitterでCapsLockにヘイトが集まっていたので便乗して書いた.

みんな嫌いなのね.

 

ちなみに僕はどうしてもUS配列のキーボードに半角/全角キーが欲しかったのでこの方法で無理やり魔改造した.

US配列使ってるけど半角/全角ほしいって気持ちの人は,やってみると面白いかもしれない.

 

今回はF13を経由して振る舞いを変えたけど,他のキーコードを入れれば別の振る舞いをさせることも可能である.

PCによってはBIOSレベルでCtrlと配置換えできる場合もあるが,Change Keyならもっと直感的にもっと色々できるので,暇だったら試してみると良いかもしれない.

 

多くの人間はF13~F24なんて使わないので,InsertとかNumLockとかみたいなキーに置き換えて便利に使ってあげると良い.

CtrlやShiftを増やしても良いし,Enterを左側にも置くという変態の所業だって可能である.