隣の芝は青い上に整えられててさらには庭の面積まで広い
でも管理するのは大変そう
凡人はその無能さから僻み,自分が持っていないもの全てに対して所有欲を拗らせ,手に入らないことを恨み,それを持つ者を妬む.
僕は凡人であるから,同期の友人にも,母校の先輩にも,そして年下の後輩にも,嫉妬の念を抱こうとする.
隣の芝は青いし,しかもすごく綺麗に整えられているし,しかもその面積は僕の庭の比ではないほどに広い.
そこで茶会をしたり,昼寝したり,優雅に過ごす彼らは,荒れ地でうずくまっている僕にとっては天上人のように見える.
だが,それは芝を管理できる力があるから,できることなのだ.
積み上げてきたものがあるから,彼らはそこで生きることができる.
逆説的に,僕は荒れ地に棲んでいるのではなく,僕が荒れ地を作っているのだ.
その因果関係を知り,身の程をわきまえなければ,分不相応の幸福はやがて自らを滅ぼしてしまう.
結局のところ凡人にもできることは,青い芝を作れると信じてひたすらに自分の周囲を耕すことだけなのだ.
Firebase使い始めた
GoogleのBaaSであるFirebase Hostingを使い始めた.
理由はもちろん,僕のWEBサイトを作るためだ.
導入自体は,想像していたよりも遥かに簡単だった.
コンソールから新しいプロジェクトを立て,Node.jsのnpmからfirebaseのCLIを落とせば準備が完了する.
後は作業用のディレクトリに設定ファイルを配置すれば,ローカルサーバの実行も,本番環境へのデプロイも,どちらも1行のコマンドで行うことができる.
この手軽さは,正直なところ非常にありがたいものであった.
というのも,WEBサイトを作ると言ったからにはフロントエンド開発の部分に負荷が集中するのは自明であったからだ.
実際にVSCodeを使ってWEBサイトを作ろうと試みたが,どうにもどこから手をつければ良いかわからない.
それもそのはずである.
なにせWEBサイトにどんな機能をもたせ,どんなコンポーネントでそれを実現するのか,何も具体的に決めていなかったからである.
とはいえ技術のことを知らなければ,何をどう作るかなどわかるはずもない.
というわけで,今日は個人のポートフォリオサイトやブラウザゲームサイトに使用されているコードを,実際に眺めて気になる機能をテストしてみたいなことをした.
ChromeでF12を押せばすぐにどう動いているのかがわかるのだから,便利なものである.
さて,そんな感じで今日は一日HTML5+cssを使って遊んでいた,もとい勉強していた.
実感としては,ネイティブアプリ開発よりも楽かなという印象だった.
ただ,フルスクラッチするとなると結構な作業量と勉強量も要求されるなとも感じた.
ゲームを埋め込まれるのを待つWEBサイトを作るまで,1周間以上はかかりそうだ.
まぁ実際には個人向けホームページのテンプレートは腐るほど世の中にあふれているらしい.
さっさと作るならそうしたものを使っても良いのだが,今回はイケてないサイトが作りたいので,きちんと1から素人芸で自作しようと思う.
後はGithubでバージョン管理をできるよう環境構築もした.
ニート中はGitなんて使ってなかったため,使うのは随分と久しぶりだった.
今作業してるPCとアカウントではSSH Keyの設定をしてなかったのでし直した.
まぁかつてやってたことは,今でも割とすんなりとできるようで安心した.
今日はそんな感じの1日だった.
明日はWEBページに載せるコンポーネントを洗い出して,ペーパープロトタイプを作り,実装できるところから実装していこうと思う.
やることは多いが,明日の僕ならきっとできるはずだ.