疲れは負荷や時間よりも特に不快感に強く比例して発生する
不快感を疲れを生む
今日は疲れた.
ブログを書くのをサボって寝ようかという邪念が,先程3回くらい襲ってきた.
今週の始めにぼっちソンを開催し,その翌日は一日中就活,そしてその翌日2日はネットワークのお勉強.
今感じている疲れは,そうした達成感や知識習得の負荷によるものなのだと思う.
だがそれとは別に,不快感による疲れも強く感じる今日この頃である.
就活を始めてからというもの,Googleアカウントをベースとした個人情報による広告の最適化により,大量の就職・転職情報が僕のデジタル環境を支配するようになった.
これは非常に不快だ.
興味もない大手SIerの生涯年収を見せられて喜ぶ20代は,果たしてどれだけ存在するのだろうか.
これだけITエンジニアたちが就活マナーについて意義を唱えているのに,なぜ営業の就活マナーを知らなければならないのだろうか.
これから僕を拾い,育ててくれる企業を探しているというのに,なぜ今から転職のことについて心配をされなければならないのだろうか.
就活をするという行為は,僕の生活に就活情報の洪水をもたらした.
そして能動的に調べた以外のほぼすべての情報が,僕にとっては無価値であり,不快であった.
なぜ就活には建前が必要なのだろう.
なぜ僕は僕のことを雇ってくれる企業に対して,自分を偽らなければならないのだろう.
なるほど,企業は経営を第一に考えているのだから,求職者である僕が妥協したり企業に合わせるという考えは,確かに必要なのだろう.
自分のやりたいこと以外したくないけど雇ってください,なんてことを言えるほど僕は人材的価値のある人間ではない.
「僕はこれがしたくて,そのためにこういうことをしてきて,その過程で得た経験や知識とはこういうもので,それらをベースにあなたの企業で成長しつつ貢献したい」
僕が採用担当の人に,志望動機として伝えられるテンプレートはこれしかない.
「僕はモバイル/WEBアプリエンジニアやゲームプログラマーといったエンターテイメントに近い部分の仕事をしたくて,そのために情報系の高専や大学を出たり,趣味や学外活動でゲームやアプリを作ったりしていて,それを通じて人を助けたり,楽しませたり,幸せにするということを経験して,そういったことをしてきたからこそ,これからは仕事として開発現場に携わり,1人前のエンジニアとして成長し,ユーザや社会,そしてあなたの企業に貢献できる人間になりたい」
具体的に一文で済ませるなら,こういった具合だ.
これは僕の望みであり,偽ることができない本心だ.
だから企業の採用にエントリーする時は,この理由を文語体にして提出している.
僕は,僕を尊重してくれる企業で働きたい.
楽して稼ぎたいという気持ちがないといったら,それは嘘になる.
だけど仕事の中で刺激を得つつ,知らないことを知り,価値を生み出せる人間になって,その恩を周囲の人間に返したいという気持ちも,僕の偽らざる本心だ.
僕は就活に建前を持ちたくない.
僕は本音で就活をしたい.
僕は,僕がなりたい自分になるための道程がその企業の利益になると感じて応援してくれる,そんな会社や経営者の下で働きたい.
僕はやりたくない仕事なんてしたくない.
だけどやりたいことだけして恩を返さない人間にもなりたくない.
これは矛盾していることなのだろうか.
その矛盾を解決するために,僕は建前を持たなければならないのだろうか.
まだ僕は,社会人として世の中に出るという経験をしたことがない.
だからきっと子供の論理として,資本主義経済下にある企業に対しても理想を抱こうとしてしまうのだろう.
僕はまだ,大人になりきることができていない.
きっと大人になる過程で,子供の僕の理想は薄れ,楽したい,金がほしいという気持ちが本心の大部分を占めるようになるのかもしれない.
そうなったら,僕は理想の替わりに建前で自分を着飾らないといけなくなってしまうのかもしれない.
僕は,欲が怖いのではない.
自分の夢や目標に対して怠惰になることが,たまらなく怖いのである.
建前で自分を着飾ろうとすると,そんな恐怖が僕を襲ってくる.
恐怖や不安は,不快感の最たるものの一つだ.
僕はそうしたものに疲れをいだき,まぶたを閉じようとしているのだ.
ITエンジニアという人種は,偉大であると思う.
不安感や劣等感を抱かせようとする誇大広告の中で,自我を保ち誇りを持って仕事ができるというのは,きっとすごいことなのだと思う.
僕はまだ,それができない.
だからそれを含めて,僕を一人前にしてくれる企業に出会いたい.
疲れとか不安とかについて色々と書いていたら,僕が求める企業像が少しはっきりした気がする.
これも就活と呼べるのだろうか.
わからないが,きっとそれを反芻するのは,僕にとって大切な儀式なのだろう.
今日の勉強内容とか
今日はHTML5のゲームを作るのに必要なことについて勉強した.
とりあえず備忘録的なものも兼ねてまとめておこうと思う.
環境構築
結論から言うと,しばらくの間はVSCodeだけで十分に開発ができることがわかった.
ツールとしてはバージョン管理にGit+Githubを使う以外,後はVSCodeだけで事足りるのである.
VSCodeにLive Serverを入れれば,ローカルでHTML+js+cssを動かすのに不満はほとんど出なかった.
あとはビルドにPowerShellを使う程度で,基本的には軽量なツール郡で開発できる.
後はTypeScriptを使うために,Node.jsをインストールすれば環境構築は完了だ.
まとめると,次のツール郡をインストールするだけで開発環境は十分に整ったということだ.
- Visual Stadio Code
- Git (Github)
- Node.js (TypeScript)
- WIndows Power Shell
- Google Chrome
思っていたよりも簡単な構成だ.
まぁフロントエンド開発するだけならこれだけで本当に十分なのだから,当たり前と言えば当たり前だが.
サンプルを動かしてみた感想
今日はいくつかPIXI.jsのサンプルを動かしてみた.
感想としては,ブラウザをゲームエンジンに見立てて作っていけば良いんだなという印象があった.
基本的にはループを立てて,フレームごとに入力,データ処理,描画を繰り返していくだけである.
1からゲームライブラリをスクラッチする必要はあるが,なんとかなるだろうという実感は得られたと思う.
サンプルを実装した印象だと,Androidアプリ開発に近いものであると感じた.
GameのViewさえ実装してしまえば,後はそれをページの埋め込みたい場所に配置すれば良いのである.
それよりもデータのキャッシュが最も大きな問題である.
ローカルで動かしている分には何にも気にならないが,本番環境で動かした際にどうなるのかが完全に未知数である.
まぁ今からビビっていてもしょうがないので,まずはjsのゲームライブラリの実装と試作ゲームの開発を急ぐことにする.
実を言うと今日の進捗は芳しくない
疲れていたからしょうがないと言い訳するのは簡単である.
まぁ実際に疲れからか集中を欠いていた一日ではあった.
昨日調べたことが実際に合っているか確認した程度のことしか,今日はしていない.
まぁおそらくは合ってそうなので,この方針で学習を進めていけばなんとかブラウザゲームのサイトが作れそうという感じはする.
前向きな情報は収集できているが,実のところモチベーションが保てていないのではないかという危惧が,僕の中で芽生えている.
これは非常にまずいため,早急にアクションが必要そうだ.
具体的には,第二回ぼっちソンを開催したいと考えている.
それと,今回の開発はローカルマシンの性能が低くてもできるため,9年モノのノートPCにも環境を用意しようと思う.
Gitベースの開発の練習にもなるだろうし,Githubのアカウントを2つ用意して試してみようと思う.
拙速でも,少しずつ進んでいる.
これは去年できなかったことだ.
焦らず,マイペースに自分を変えていこうと思う.
とはいえ一生ゆっくりするわけにもいかないため,計画は立てておく必要がある.
具体的には,来週までにはゲームライブラリを完成させておきたい.
実装は完全でなくても良いので,4月からはHTMLゲームが作れるように準備をしようと思う.
さて,今日はこのあたりで寝ようと思う.
ここ数日はよく眠れるようになってきた.
今日の夜もよく眠り,希望を持って明日を迎えよう.