イドのなんらか

TRPGしたりキャンプしたりするITエンジニアの人間が書く雑記

既卒ニートがまた就活始めた話

1年前くらいに就活のためにRuby on Lailsのチュートリアルをやり始め,3日坊主をかまして無事ニートに成り下がった.

コロナとかなんとか適当に理由をつけてサボっていたのだから救いようがない.

資格取得だとか一念発起してみたものの,実際にコロナで試験そのものがなくなったのだからコロナのせいではあるが.

まぁすべてを投げ出してサボっていた僕が全部悪いのである.

 

実際問題として,救いようがないほどにメンタルが壊れていたのに,それを無視して強がり,就職できるなどと思い上がっていたのが間違いだったのだ.

もし就職していたとしても,拾ってくれた企業に酷い迷惑をかけていただろう.

うん,きっとそうに違いない.

何が言いたいかというと,僕はどうしようもないクズだということだ.

 

クズはクズでもクズなりに食べつないで行かなければならない.

生活の糧を得る手段としての就職は,当然の帰結である.

僕は社交性も体力もないのだから,結局はIT系に就職するより他にない.

 

そんなわけで,既卒者として今更ながら就活を始めたわけである.

 

困ったことに,既卒というのはなかなか困った身分である.

卒業から2年経った今,新卒の就活などできるはずもない.

正社員経験がないから第二新卒でもなく,職歴を持たないのだから転職もできない.

 

既卒とは新卒未満の身分であり,様々な点において悲しみを背負っているらしい.

21卒必見!22卒募集!みたいな求人に募集することなんてできない.

僕は19卒だし,その新卒就活の時期は3年前に過ぎ去ってしまったからだ.

 

既卒者はドロップアウトした存在として,冷ややかな目でも見られる.

いや,見られているように感じる,というのが正しい認識だろう.

24歳にもなって,勉強もせず,職にもつかないという自分のだらしなさ,醜さ,情けなさから,すべての物事について卑屈になるのだ.

 

まぁ仕組みの面でもメンタル面でも既卒者はハンデを背負うのは間違いない.

これは怠惰な自分が悪いし,その責任を世間や社会に押し付けようとしたがるのはよろしくない.

また卑屈スイッチが入ってしまった.

 

さて,就活をする以上は具体的なアクションが必要だ.

どうやら世の中には既卒就職を支援してくれる,大変ありがたいサービスがあるらしい.

善は急げなので,早速活用することにする.

 

色々なサービスがあったが,マイナビジョブ20’sとハタラクティブという2つの既卒就職エージェントを活用することにした.

他にもキャリアスタートとか就職Shopとかいうサービスもあるらしい.

行き詰まったらこれらも使ってみようと思う.

 

求人を見てると将来の不安だけがいっぱい広がっていき,正直泣きそうになる.

本当にこの企業は大丈夫なのか,ブラック多すぎないか.

ニートのくせに文句ばかり出てくる.こんな自分は今すぐに分解・再構築せねばなるまい.

 

求人票以外にも良い求人は沢山あるのだろうが,そういった企業の選考に挑めるような高い能力も強い意思もないのだ.

なぜもっと強くあろうとしなかったのか,過去の自分を殴ってやりたい.

いや,殴っても泣いてもっと卑屈になるだけで,今と何も変わらないのだろうか.

今の自分だけが,今の自分なのだ.

それに納得し,妥協し,生きていかなければならないのだろう.

 

それが,大人になることから逃げてきたツケなのだ.

 

こんな駄文を読んでいる者など皆無であろうが,僕の未来について誰か心の中で応援してくれるのであれば,それほど嬉しいことはない.

 

どうやら自分という人間は口語体でないと自分の気持ちが整理できないという欠陥を抱えているようである.

明日もまた,就活についてなにかを記そうと思う.

そんな風にして書いた雑記たちが既卒就活サービスのレビュー記事にでもなれば,半年後の自分はきっと,今よりも笑えているはずだ.